インターネットはDNSサーバーが世界中のアドレスを探し出し、WWWサーバーやFPT・Mailサーバーにパケットと呼ばれる1280バイト以下のプロトコルを中継しないと何も出来ない!
要するにDNSサーバーって、NTTの114(番号案内)みたいなものです!

http://www.example.com=219.208.22.6みたいに、IPアドレスとドメイン名を対比させているんですね!
各プロバイダーが独自のDNSサーバーを用意して、膨大な要求を処理しているのですが・・・・・

DNSサーバーの仕組み
DNSの階層構造

問い合わせのルート
DNS問い合わせの流れ

私はOCNなのですが、昨日だけじゃなくここ1週間ほど応答が極端に遅くなっていました!
ルーターの電源を入れなおすと・・・・あれ~接続中のまま・・・1分・・・2分・・・どうなっちゃの?
猛暑でもないから熱暴走は有り得ないし・・・・・ルーターの故障かと思ったらやっと接続!
しかし繋がるには繋がったけど・・・・遅い・・・・
ま~ルーターは消耗品ですからね~入替えを検討し始めたら・・・・・・ネット障害の報道が!
様子をみることにして・・・・あれれ・・今日はちゃんと瞬時に呼び出すじゃありませんか!
ってことはやはりDNSサーバーへのネット障害だったって事?
致命的な障害は25日だけっだけど、Googleはその前から色々とテストしてたんじゃないのかな~?


DNSサーバーへの同じ問い合わせの場合は先にキャッシュ・サーバーが応答するので、キャッシュが古いままだと移転した場合に元アドレスを世界中探し続ける事になっちゃうんですね!
一定時間で見つからないって表示されますがこのトラフィックが増え続けたら・・・・・・・
キャッシュ・サーバーの入替え時にデーターを消したら、再構築まで遅くなったりトラフックも増えます!
Googleはネットワークの接続ミスだって言ってるけど、キャッシュサーバーとDNSサーバーの順序を逆に接続しちゃったってか?それは有り得ないだろうし・・・・・


IPプロトコルには、呼び出し側のIPアドレスが当然含まれているのでアクセス履歴が簡単に取得出来ちゃう訳で・・・・・・・・・
今やネット検索といえばGoogleですよね!
検索を処理するには当然DNSサーバーとのやり取りが必要となります。
膨大な問い合わせや履歴を残す為にGooGleは自前のDNSサーバーを立ち上げました!
「8.8.8.8」と「8.8.4.4」です!
セットするには、ネットワークのアイコンを右クリックしてプロパティを選択⇒基本ねとワーク情報の表示と接続のセットアップ⇒接続の表示された名前を左クリック⇒接続の状態画面でプロパティを左クリック⇒TCPIPv4を左クリックで選択⇒プロパティを左クリック⇒下の画面になったら
GoogleDNS
とすると、GoogleのDNSサーバーにダイレクトで飛びます!
たまたま、わたしも余りに遅いので上記のアドレスにセットしたんですが改善されるどころか遅い遅い!入れ替え中なんでしょうか?
現在は利用可能ですが、OCNの指定したDNSサーバーの方が速いですね!(笑)
GoogleのDNSサーバーは、まだ完全に復旧してないのかも?
自分の履歴を取られるのが嫌で仮想アドレスを使う事も常態化しつつあるんですが・・・・

2017年7月1日~2018年3月31まで、最上位のルートゾーンでDNS SECurity extensions(DNSSEC)に必要な署名鍵を交換する【ルートゾーンKSK】の初更新作業が進行中です!
【ルートゾーンKSK】の更新

上記と今回のネット障害が関係するかどうかは分かりませんが、単純なネットワーク接続ミスの筈は無い筈だし・・・・・・・・・・・・Googleが先行して【DNSSEC】の更新テストしたりして?

上図の様に一定期間、IPv4の場合ルートサーバからの応答パケットが、上限の1280バイトを超えてしまうので分割して送信する訳(IPフラグメントの発生)ですが順序が逆になったり重複したりして対応出来ないDNSだと正常に応答出来なくなります!
出来ても正しいプロトコルに直すので応答もその分遅れる事にも!
どうやら、GoogleのDNSサーバーに不具合が発生して、迷子になった膨大なプロトコルがトラフックを増大させたのが原因じゃないのかな~!

その為に、くるくるマークが出っ放しになった可能性が高いと思うんだけど・・・・・・