軽井沢の碓井バイパスで立ち木に激突し横転したバスは、三菱ふそう・エアロクィーンⅠ型!
マニュアル・ミッションですが、シフト
操作はFCTという遠隔で行われるシステムになっています!

FCT((フィンガーコントロールトランスミッション)
1983年に三菱重工業が大型・中型バス用に開発した疑似マニュアルシフトシステム!
シフト位置を電気信号で検知し、遠隔操作でエア機器を使って機械的にシフトするものです。
昔のバスは、長~いシフトレバーを使ってストロークも大きかったのが今じゃ手首で動かせる程短い動作での変速が可能になってます。
直接ミッションを操作しないので、切り替えは若干タイムラグがあるようです!
今でもの技術なら、大型バスでも簡単にバドルシフトに出来ると思うのですが・・・・
最新型でも従来のFCTみたいですね!
三菱ふそう新型バス

このFCT、エンジン保護の為、オーバレブしない様に各ギャでの最高速度が決められており、シフトダウン時に誤ってもっと下の段に入れようとしても受け付けない様になっています。
この、保護装置が今回の事故では致命的原因になった可能性が浮上しています!
私は、土屋運転手がシンクロに奮闘していたと思っていたのですが・・FCTはシフト位置がシフトダウンした位置からキャンセルしたのに戻らない様ですね!ヤバくね?
私は当然キャンセルしたらニュートラルの位置まで弾かれると思ってました!(大苦笑)
ベテランの大型バス運転手なら常識でも、一般人には非常識ですもの!
運転席のシフトレバーは入っているのに、ミッションはニュートラルのままだったら欠陥システムだわな!
単純にアクセル吹かして回転を上げれば済む事ですが・・・60kmなら4速?3速の上限って?
普通のマニュアル車なら、平坦地は5速で、急な坂道になったらクラッチを切る⇒アクセルを吹かす⇒3速に落とす⇒クラッチをつなぐ・・・なんて当たり前にやってますけど・・・
そんなことしなくても、今のシンクロは強力で勝手に繋がってくれますが・・・・急制動が必要な時以外回転を合わせた方がスムースで負担も少ない!
ATのマニュアルモード付きの場合は、マニュアルモードで続けてギャダウンしようとしてもスピードが下がらないと入らないでその前のギャを維持する場合がありますが、大型バスの場合はキャンセルするだけじゃなくて、ニュートラルになったまま!
その間、シフトレバーはキャンセルされても、変えた位置のままニュートラルのままになっちゃうんだってね!
こんな事なら、どうせ電気信号なら疑似マニュアルシフトじゃなく、クラッチは使うとして
ATみたいに【シーケンシャル・シフト】にした方が余程ましじゃん!
キャンセルしたら自動的に前のギャを保持出来ますからね!

大型バスののエンジン回転数は、2000回転程度ですから、ベテランドライバーなら、FCTの場合こまめにギャダウンしないとギャチェンジ出来ないのを知っていたんでしょうけど・・・・土屋運転手は普通のマニュアルの様にブレーキを踏んで一速飛ばしてギャダウンしようとしたのでしょうか?
それとも、既にシフトダウン出来ないスピードに達していたのでしょうか?

土屋運転手は碓氷バイパスの長い上り坂で何回か一足飛びをやってた可能性もあります。

登りの急カーブではクラッチを切れば速度が落ちやすいので、1速飛ばしてもすんなりギャダウンが出来ます!!

しかし下り坂で加速中の場合、クラッチを切った時点でエンジンブレーキも排気ブレーキも効かないので速度が上がってしまいます。
本人は、ギャダウンしているのに=シフトレバーは正規の位置にあるのに、FCTが勝手にキャンセルし続けていたのを知らなかったら、故障だと思いなじめるまでに何秒かかるでしょう?
若干のタイムラグが過ぎてもギャダウンしてくれない・・・・2秒か3秒か4秒か?
フットブレーキだけが頼りですが・・・バスのブレーキはエアブレーキが主流です!

乗用車のブレーキは油圧ですが、マスターバッグを使って少ない踏み方で大きな制動力を生み出しています。
大型車は、より大きな制動力を必要としているので。コンプレッサーで圧縮空気を造って、エアシリンダーを動かしてブレーキを効かせます!中間に油圧を使っている車も有るそうですが主流はエアだけに!
エア・ブレーキの利点は、熱せられても気泡が発生するヴェーパーロックが起きない事です!
この、エアブレーキ、唯一欠点があります!ブレーキを頻繁に使うと圧縮空気を造るのが間に合わなくなって制動力が弱まってしまう事です!
今やABS(アンチロック・ブレーキ・システム)の付いていないバスなんて皆無でしょうから前輪がロックする事は無かったでしょうが
逆に言えば頻繁にフルブレーキを掛けた事と同じって事ですよね!
土屋運転手は、シフトダウン前に繰り返しブレーキで速度調整をしていたのではないでしょうか?
その結果、制動力が弱まり、スピードが出たので慌ててシフトダウンした可能性もあると思いますね!
それ以外に、ブレーキランプが点いているのに、ギャがニュートラルだったとしても速度が落ちない要因は考えられません

前のブログで書いたように下り坂での急ブレーキはピッチングを起こしやすく、慌てて急ブレーキを踏もうにも、カーブは目前に迫ってます!
下り坂で急ブレーキを踏んだままハンドルを切れば前輪に大きな荷重が掛かったバスは、アンダーステアになってバスは外側に膨らみます=対向車線にはみ出します。

更に悪い事に、直線後は右カーブ⇒左カーブ⇒右カーブ⇒左カーブ(事故現場)⇒右カーブが続きローリングも発生してしまいます!
軽井沢スキーバス事故22
エンジンブレーキが効いていれば、50~60km程度ど~て事ない連続カーブですが、ニュートラルじゃブレーキの役目もする駆動力がないので車の挙動を制御するのはハンドルとブレーキだけです!
そのブレーキの制動力が弱っていったとしたら・・・・

暖かいといっても冬の深夜で20秒程度のフルブレーキでは、フェード現象は起きませんし、フルエアブレーキは油圧を使わないのでべーパーロック現象も起きません!
しかし、一部の車種ではエアと油圧を使っていたとの情報も有るので断言は出来ませんが・・

直線道路の横断橋を過ぎスピードも出たので、横断橋辺りでギャダウンしようとしたとすると・・・
普通のギャチェンジで1.5秒!遅いと気づくのに2~3秒、取り合えずブレーキ踏むまで1秒?大体4.5秒から5.5秒の貴重な時間が失われた事になります。
その間にもシフトダウンすると思って、ブレーキを踏みながら50~60kmの速度を維持していたんじゃないでしょうか・・・

しかし、急こう配の下り坂でエンジンブレーキも効かず当然排気ブレーキも使えない状態では踏み代も徐々に強くしなければスピードを抑えられなくなって・・・・
コンプレッサーの圧縮能力も経年変化で落ちていきますし・・・頻繁なブレーキ操作に供給が間に合わず・・・・・下り坂での加速を止められなかったって事じゃないのかな~!
フル・エア~ブレーキだったのか、それとも油圧も使っていたのかが焦点に!

べーパーロック=長く強くブレーキを使用した場合、デスクローターやドラムとブレーキシュウの摩擦熱でキャリパー(デスク式)やホイールシリンダー(ドラム式)が高温になり、末端のブレーキオイルが煮沸して気泡が出来、ブレーキペタルを踏んでも制動効果が得られなくなる現象!

制動力ではドラムブレーキの方が優れていますが放熱性が悪く、放熱性ではデスク式が優れているのでデスク式の方がべーパーロックは起きにくいとされています!

大型車はドラム式!
ドラム式ブレーキ
さらに大型車では、ブレーキ部がより高熱になりやすいので、べーパーロックを防ぐためエア式ホイールシリンダーが主流となっているようです。
私は、ベンチレーテッド・スリットローターを使っています!
ベンチレーテッドスリットローター
更に穴も空けてより放熱性を向上させたた物を・・・
ブレーキバッドの減りは早いですが安全優先!
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!警告! 最長2017年1月27日まで(大暴落が起きた時点で終了)
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2016年に日本は短い(1年程度最大2年)大不況に襲われるでしょう!
主要企業101社の9割は今年の景気は拡大するって言ってますがね!(苦笑)
週刊誌も「今年は好景気に成る」と一本調子です!株を買えって?
(大苦笑)
売り抜けて円高にし為替で更に儲ける誰かさんの手先になるとは・・・・
東証株価は一時1万6千円台にまで落ちちゃった!(苦笑)
15日NY市場も1万6000ドルを割り込みました・・・週明けの東京市場は?反発すればもう一度ピークが!
情報を操作し、【株を乱上下させて売り抜ける】のは彼らの常套手段!ジョーカーを掴まされない様に!暴落前は短期勝負以外買っちゃだめですよ!

原油安のお陰で、貿易収支が黒字に!更に黒字が拡大すれば円高に振れ始めます!(って元旦に書いたらその通りになったでっしょ!今じゃ115円以下の視野に入っただってっさ!所詮評論家諸氏は無責任ですから信用しちゃ駄目ですよ!想像外なんて大嘘で情報不足なだけ!(大爆笑)
円高に振れれば、爆買い観光客も激減します!
株式市場は暴落!株を買ってた年金機構も大損害!更なる年金引き下げも検討に・・
(所有株を売らなければまた直ぐに上がるのですが、多分マスコミが不安を煽ってしまうでしょう!)
実際は内需だけなら、消費税増税後2014年4月以降は不況です!
この時10%にしていれば、2014年度~2015年度だけの大不景気で済んでいたかも知れませんね!
円安という化けの皮が剥がれたら、大手企業の業績は暗転します!
近視眼的リストラが横行するかもしれませんので、貯えを!
2017年4月から消費税増税だから言ってる訳では有りません!
【伊勢神宮ご遷宮後、今までは必ず大不景気が起きている】からです。
1929年のご遷宮(米の座から金の座)では、世界大恐慌が起きて第2次大戦を起こしました!
1953年のご遷宮(金の座から米の座)では、朝鮮動乱特需が終わり大不景気に!
1973年のご遷宮(米の座から金の座)では、中東戦争が起きオイルショック後大不景気に
1993年のご遷宮(米の座から金の座)では、バブルが崩壊し大不景気に成りました。
2013年のご遷宮(米の座から金の座)では、2014年4月から消費税が増税され、以後内需は低迷中でから
概に不景気に成ってるとも言えますが!
不思議な事に第2次大戦でご遷宮が4年遅れてサイクルが変わったのにも関わらすパターンは変わっていません!日本が神の国であることを実証してる訳ですが、逆言えば伊勢神宮ご遷宮の時には好景気に沸くパターンが120年間も変わっていません
2013年、ご遷宮前には株が1.5倍になりましたし・・・・・円安で輸出企業は息を吹き返し・・・・
消費税増税が決定する前から【2015年~2016年に大不景気到来】と予言していたのですが・・・今回は円安差益で大企業が外国人観光客相手でホテルは満杯と好景気が持続しているので不景気到来が微妙にずれちゃいました!
それは、2011年の東日本大震災で福島原発事故で原発が停止し発電用燃料の輸入急増で貿易収支が大幅な赤字に転落したことや、速やかな復興が出来なかった影響です!
本来であれば、ご遷宮時には復興景気で日本中が好景気に沸いていたのですから、献金問題で強力なリーダシップを発揮出来なかった菅直人のお陰で機を失っちゃった!(苦笑)
遷宮後の不景気が遅れた最大の原因は、安倍ちゃんが2015年10月からの消費税増税を2017年4月に【先延ばし】したことです!
過去の事例の様に、ご遷宮後の2014年4月から大不景気になる筈だったのが・・・訪れる筈の死神を、先延ばしにした映画の「ファイナル・デスティネーション」だって事なるんでしょうね!

定めを人為的に操ると・・・後が怖いんじゃないの!そういう訳で不景気の訪れは想定より早くなると考えるべきでしょう!
買い上げ価格の大判振る舞いで特需に沸いた太陽光発電設備も一段落を迎えます!
MRJも先延ばしになりました!大型免許を持つ運転手の絶対量が足りません!
団塊の世代の運転手が引退したら、今の免許制度では希望者が激減しているのでトラック物流そのものが運転手の奪い合いで崩壊寸前になってしまいます!しかし、この期に及んでも大型免許制度見直しの検討さえ行われていません!
内需関連の中小・零細企業は売上減で製品値上げも賃上げも出来ず、人員流出で廃業が相次ぐでしょう!
安倍ちゃんが、内需拡大の政策を速やかに行えれば幸いなことに大不景気は危惧に終わるのですが・・・・
消費税が10%になる17年4月から不況になるのは当たり前!ですが、それ以前の2016年内に不況へ突入すると思って対策を講じて下さい!高利回りに釣られて投資しないで下さい!
なにせ2020年には、日本大繁栄が約束されているのですから、一過性の不景気に落ち込まないで下さい。
財務省や洗脳された政治家が余計な事しなければですけど・・・・・
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私の警告が外れる事を私が一番祈っております!