あっという間に半年が過ぎました!
その間何もしていなかった訳じゃなく船体の歪みを補正する試行錯誤を繰り返してました!
今回のモデルは船体が開いているので、正規の寸法に固定するのは簡単じゃありません!
ニチモの1/200戦艦大和は元々甲板を赤マークのネジ穴を使ってネジで固定出来るようになっているのですが
IニチモMG_0580
何回も脱着を繰り返したらネジがバカになって固定出来なくなるのは目に見えてます!(大苦笑)
そこで永久固定用として船体補正兼補強用にステンレス板を使う予定でしたが、ステンレスではマグネットが鉄板みたいに効かないのを失念してました!(大苦笑)
マグネットが密接しないんじゃ加工も大変ですし、甲板固定方法は後から考えるとして急遽部材をアルミ板に変更しました!加工性から厚さ1mmのアルミ板で固定部材を作成!

肝心要の後部の固定箇所は第3主砲と干渉するので直線の補強財が使えません!
最初はステンレス板で半分の半月形にしようかと思ったのですが、1mm厚のアルミ板となるとヘナヘナ!
考え抜いた結果・・・・・

戦艦大和201711195
円にすれば薄くてもねじれないのでアルミ板に主砲部よりちょっと大きめの穴を開けることに・・・・
ギァボックスの真上になりますが、どうせ交換しないので・・・・・・
アングル加工用アルミ板の穴がオフセットしてあるのは・・・・
今回は引っ張られるので、アングル形状(『)に折り曲げなくても大丈夫ですが、広げる場合はアルミ板を折り曲げないと撓んで使い物にならないので両方に対応出来る様にしたからで間違った訳ではありません!
、ちょっと寄り過ぎですね!(笑)
出来ればチャンネル形状(【)にしたかった
のですが、素人の腕前じゃ無理ですからね!

固定箇所は3箇所!仮止めしたら・・・・う~ん!離れれば気になりませんが・・・・・微妙!

戦艦大和20171119
船体がカーブしてるのでアルミ板も削って合わせないと・・・・・・・
甲板を固定する穴をアルミの補強財で使ったので、簡単且つ強力な甲板の固定方法がまだ確定してません!
ま~船体側面と甲板に小型マグネットを貼り付ければ意外と簡単に固定出来るとは思っているのですが・・・・
なにせ、航行させなきゃならないので、隙間は極力空けないようにしないとなりませんし・・・・・

半年間遅々として進まないのは・・・・・・・・・
ブログ書いてる時間を、戦艦大和の作成に回せばとっくに仕上がっていたと反省してますが、とにかくニチモの1/200戦艦大和は新しい程金型の精度が悪くなってるので殆どのパーツが修正を必要となります!(大苦笑)
先に艦橋部や主砲を組み立て始めたのですが・・・

精度が良ければ10分程度なのに、修正・修正で20~30分も掛かるんじゃ、細切れでは効率が悪すぎて、半日は丸々潰さないと無理!
でも宇宙戦艦大和の場合は細かいパーツを合間合間に造れたんだから、手間が掛かりすぎてつい億劫になって間が空く悪循環でやる気を失う製品なのが、最大の欠点ですね!(笑)
多くの方が途中で頓挫するのも、修正に飽き飽きしちゃうからなんでしょうか?
発売当初はこんなんじゃ無かったんでしょうけど、
そこがベテランの醍醐味なんでしょうね!
何十年ぶりなのでベテランの域に達するのはまだ当分先になりそう!

実際のところ、プロジェクトを抱えすぎてると大和建造に集中出来る時間が取れなかったのが実情です!
これからシーケンサーのプログラムも2~3本組まなきゃなりませんし、本格的に再開するのは年明けかも!

どうせ試作品なので荒っぽく簡単に仕上げる筈が・・・・・こうも精度が悪いとは!
2隻目建造の為にダメもとの試行錯誤を徹底的にやることになって時間掛かってますが、2隻目は部材も揃うし修正手順も決まるので1ヶ月程度で組み上がるでしょう!
しかし年度毎に精度が落ち粗悪品化したモデルが何万もしたんじゃ一部の愛好家にしか売れませんよね!
素材としては確かに面白い製品なので、なんとか仕上げられる様頑張ります!