車体は大きくなって居住性も性能も上がったけど、テイストは低落の一途のBMW3シリーズ!

1975年”E21型”から始まった3シリーズもとうとう”F型”になりました!

6代目の型番は”F30" では早速乗ってみましょう! 

 拡大したトレッドで安定感抜群ですね!ウインドウには76~81kmの速度表示も出てます!これじゃ日本でアップしたらスピード違反の証拠になりますね!(大爆笑)

ドライバーも余裕綽々!エコモードもある!5シリーズがますます中途半端に!

 

足も しなやかに見えますが画面のデモカーは18インチみたいですね!ランフラットの18インチか~修理も出来ず普通のタイヤやさんじゃ嫌がられるし・・・サスは”E90"よりRF用にチューニング出来てるんだろうけど・・・・

”E90"型から3シリーズはランフラットタイヤが標準でスペアタイヤを載せてません!オプションでノーマルタイヤも選べるけど修理キットだけ!ジャッキも付いていません!

私はスペアタイヤ派です!中途半端なテンパータイヤなんて載せませんし、ましてやランフラットなんて論外!縁石でホイール痛めてパンク同然になることもある・・・通常のパンクだけじゃなく結構危険箇所ってあるんですよ!

ゴルフバッグ積んだと思えば重量増なんて気にもしませんし!トランクには下側にスペースが十二分に有るんだから、BMWはスペアタイヤ搭載の選択肢も残してほしいですね(苦笑)

 

ホンダもBSと組んで余計な事したもんだ!RFなんて硬いし高いし乗り心地も悪くしてるだけ・・・レースじゃないんだから・・・BSのポテンザRE50RFなんて最悪!方べりはするは、すぐ減って音は悲惨になるは、快適には程遠い世界を作ってくれます!(大爆笑)

グッドイヤーのイーグルF1アシメトリックにしたら最高でしょうね!

 

日本では名車”E36型”や”E46型”の小型サイズが使い勝手も良く好評だったんですが!今やこのサイズは1シリーズに!

 

こうしたのは、やはりアメリカ市場一本槍になって名車アコードを大きくしてしまった我がホンダの責任が大きいと思うのですが!

 

MINIが登場する前のイギリスと同じだもんね!大きいことは善いことだ!だけどエンジンだけはダウンサイジング!(苦笑)矛盾してます!

 

今度のF30型3シリーズでは、NA6気筒がなくなりました残された6気筒はターボだけ!長~く乗れるとは思えません!中古買うならターボ部分は交換でしょうかね~?

 

昔、中古ですがE36の325、328とNA6気筒乗って素晴らしいハンドリングと足回りや十分過ぎる動力性能に驚きと満足感を覚えたのが懐かしいいですね~!

当時323までが”シルキーシックス”とまで言われた噴き上がりの素晴らし高回転型エンジンで、325や328はトルク重視のエンジンでした!前オーナーが大人しく運転していた様で、3000rpm以上が重くて悔しい思いしていましたが5万km超えたらレッドゾーンまで軽く回るようになった経験があります!

あちこち故障はしたけど、36も46も意外とメンテは簡単で費用も掛からなかったな~(笑)

今でも(328セダンに限ってですが)、”E36”って車はデザイン的にも乗りやすさ(一体感・視界)でも、”E46”以上の”歴史残る名車”だと思ってます!狭い車内だけど、自然体で自由自在に操れる人馬一体感はいままでで最高でした!

 

新車を買うほど裕福じゃないので、以来BMWの中古一辺倒!

だって何回も書いてるけど、BMWやベンツの新車同然3万kmの車が半値以下で買えるなんて日本だけ!

速度無制限のドイツじゃ1年で5万kmなんてざらだもの!エンジンメンテ専門のガレージショップも多い!

 

BMWは4万kmからが一番美味しいと言われてる位なのに、エンジンも回さず大人しく乗って下取りに出しちゃう人の何と多いことか!

BMW好きにとって慣らし運転してもらった上に、めちゃ安で豪華な御馳走を提供してもらえる天国なんて世界中探しても無いとちゃう!(爆笑)

 

残念なのは諸外国と違ってメンテ出来るガレージが少なくデーラー任せにならざるを得ない事ですね!ファンクラブも少ないから意見交換も儘ならないし・・・・

 

日本ではGT-Rじゃないけど、車検が厳しく一般車も自分で勝手にいじれなくしているので流通パーツも少ないし壊れるまでメンテしませんよね!また国産車は10万kmまでは壊れませんから!

BMWは、確かに純正部品も高いんだけど、E46までは自分でメンテ出来るブッシュ等消耗部品の交換程度で済む設計にはなってた!

サスもベンツと違ってシンプルだから、仲間がいればショック交換出来るし・・・・・

余談ですが、運転代行の軽自動車はほとんどが安~い中古車を買って使うそうです!自社でメンテしてますが、もちろん買値以下のメンテ代で15万km以上は余裕で走れるんですって!

 

3シリーズといえばシルキーシックスが代名詞だったのに5代目”E90型”から”売れる320”も6気筒から4気筒に!…時代の流れとはいえ残念でしたね~(涙)

 

エンジンが効率的に一番なのが、なぜか気筒当り500ccと言うことになっちゃってるんだそうな!

確かにBMWの6気筒は3000ccだけになったし・・・・4気筒も2000ccがメインになったし・・・残念だけど”F30”はターボだけですが!

 

NA派の私には、これからのBMWにちょっと手が出せませんね!

 

今度の新型は、確かに車体・エンジンとも十分過ぎる車に仕上がっているけど・・・・

 

今度の”F30"で一番の”売り”は、高燃費・高トルクの4気筒ディーゼル・ターボエンジンでしょう!

日本のマスコミは日本の自動車メーカから多額の広告宣伝費を貰っているので書きませんが、ヨーロッパでディーゼルエンジン車が多いのは、15万km~20万km以上も高速走行する車も多く、ガソリン・エンジンに比べて耐久性に優れたディーゼルエンジンが必然的に選ばれている事が最大の理由です!

トヨタがディーゼルエンジン車を国内で販売しないのは、10万km以上も走る人達が少ない(4~5万km)ので振動や価格面のデメリットを考えるとディーゼルエンジンを開発する意味がなかった!さすが効率最優先のトヨタです!(苦笑)

 

5年後良い中古車の”F30"に巡り会ってもNA6気筒無きエンジンガソリン車を買うだろうか?もし買うならトルクフルで耐久性のあるディーゼル・ターボエンジン車ですよ!

日本にも導入されるようなので今から試乗が楽しみです!

 

それとも、テールランプをプロトタイプみたいにモデルチェンジしたNAエンジンの”FT-86”に乗って楽しく運転してるかも・・・・

ハンドリングの良さじゃ国産車NO1の呼び声が高い86に乗らない選択肢は無いもの!(笑)しかもNAの水平対向エンジン!

 

水平対向エンジンって当然ながら上下振動が少なくエンジン長も短いので搭載位置の自由度が高い!幅が広くなるのが欠点だったけど大きくなった今の車両なら今後燃費の良いロングストローク水平対向エンジンも夢じゃないでしょう!