溶けた核燃料が圧力容器下部の制御穴から全部抜けずに残ってたんですね~なんちゃって!
MARKⅠ型BWR PWR
MARKⅠ型の最大ウイークポイントが、圧力抑制プール!
格納容器の一部になっている事です!
円形にしたのは強度アップの為ですが、配管が多すぎて穴だらけ!配管の破断が今回の爆発事故の最大要因ではないのかと・・・
2号機は圧力抑制プールが損傷=格納容器が破損しているので、枝野君が言ってた”格納容器は大丈夫”だなんて真っ赤な大嘘だったんですよ!
そんな男が口が達者だからと通産大臣ややってる!野田君への私の評価は枝野指名時点で歴代最低に急降下!あまりに国民を愚弄し過ぎ!(怒)
野田君に選眼力が無いのは田中防衛相任命で証明されてますが!(大爆笑)
核燃料が圧力容器下部の制御棒出し入れ穴から格納容器の床に漏れ出し、圧力容器内の制御棒用穴周辺に残ってるとしても穴を塞ぐほど多いとは思えませんので、いくら冷却水を入れても蕎麦(そば)を冷やす笊(ざる)同然!地下に浸透させてでも格納容器下部に落ちた核燃料を無理やり冷却してるので何とかなってるんでしょうね!
圧力容器内の核燃料残の発熱より、格納容器床部に落ちた核燃料の発熱が増加してるのかも?
1~3号機全ての圧力容器が同じような笊(ざる)状態なのに、2号機だけ温度上昇なんて格納容器が損傷してるだけにちょっと心配!
あまりいい状態とは思えませんね~・・・・とにかくMARKⅠ型は圧力抑制プールの強度不足で水棺には出来ませんし、福島2号機の圧力抑制プールは爆発で破損しているので圧力容器への注水量=大量の汚染水が今も地下に浸み込んでいるのは間違いないでしょう!
ちなみに再稼働を認めず廃炉にすべきMARKⅠ型を古い順に載せて置きます!
日本原子力発電 敦賀1号機 1970年
中国電力 島根一号機 1974年
東京電力 福島第一5号機 1978年
東北電力 女川一号機 1984年
(なんで欠陥品のMARKⅠ型を女川原発に設置したのか理解に苦しみますね!東京電力は1982年運転を開始した福島第二原発にMARKⅡ改良型を採用しているのに!まさか見込み生産していた在庫品を安く買った訳じゃ・・・配管劣化による放射能漏れも度々発生・今回の地震でも配管の損傷が起きてる可能性も・・・)
既に廃炉になった原子炉
日本原子力発電 東海1号機(GCR)1963年廃炉解体中
東京電力 福島第一1号機(BWR) 1971年(事故で再開不能=実質廃炉)
東京電力 福島第一2号機(BWR) 1974年(事故で再開不能=実質廃炉)
東京電力 福島第一3号機(BWR) 1976年(事故で再開不能=実質廃炉)
東京電力 福島第一4号機(BWR) 1976年(事故で再開不能=実質廃炉)
中部電力 浜岡 1号機(BWR) 1976年(終了・廃炉決定済み)
中部電力 浜岡 2号機(BWR) 1978年(終了・廃炉決定済み)
残るは10機中4機です!電力各社が自己決定すれば信頼も得られるでしょう!
安心するにはまだ遠く・・・MARK-1改良型も基本的には同じ円形型圧力プールなので万が一の場合水棺(水没)に出来ない危険度は一緒だと思われます!
せめてMARKⅡ型にしておけば良かったのにね!
下記の原発が、これから廃炉検討されるべきMARKⅠ改良型原子炉です!
中部電力 浜岡3号機 1987年 残り15年
浜岡4号機 1993年 残り21年
中国電力 島根2号機 1987年 残り15年
北陸電力 志賀1号機 1993年 残り21年
東北電力 女川2号機 1995年 残り23年
女川3号機 2002年 残り30年もわずか10年の命?
東通1号機 1998年 残り26年もわずか14年の命?
東北電力で残るのは東通の2号機(ABWR)だけになっちゃうかも?
沸騰型原子炉のMARKⅡやMARKⅡ改良型は圧力抑制プールが円形では有りません!
(震災時のブログに載せた福島原発の図に一部MARKⅡ型を使っています!上記の様な原子炉は福島第二です)
万一、メルトダウンしても圧力抑制プール内に落下するので(水蒸気爆発を考えなければ)、床が防水処理がされていれば、事故が起きた場合水棺には耐えられると思います!
防水処理がされていれば早急な廃炉決定をしなくても良しとすべきかな!(されてないとプール隔壁が損傷した場合に地下に汚染水が漏れ出す)
そこまで考えて広大な面積を完全防水工事してるとは思えませんが・・・そうあってほしいと願うばかりです!
口酸っぱく書いてますが、原子炉建屋とタービン建屋の基礎が巨大地震の時に一体に動くとは思えません!
沸騰型(BWR)は、タービン建屋までは配管で汚染蒸気を送っているので破断すればどうなるか・・・センサー等の配管も高温に耐える筈もなく・・・
その点加圧型(PWR)は原子炉建屋内で熱交換してますし、制御棒も上から出し入れするので圧力容器下部に穴も空けていませんから、万一の危険度はBWRとは比べ物になりません!効率はBWRが優れています、だって汚染蒸気で直接タービン回すんだもの!(大苦笑)
(NHKの討論会でもなぜかPWRとBWRの違いに触れられる事はありません!だって特定企業の業績に直結するのと原子炉輸出問題に影響が出るので・・・知ってて報道しない日本のマスコミの典型!)
ま~MARKⅠ型原子炉の廃炉問題はさておき、復興促進の為にも加圧型(PWR)原子炉から先に稼働すべきです!
橋下君も、これ位理解してるんだろうから関西電力の原発(PWR)再稼働を推進して上げなさいよ!(大苦笑)