アップルファンの私にとっては、嬉しいニュースです!
コンドラチェフの景気循環説では1975年(マイクロソフト社創立)に『ソフトの時代(虚業の時代)』が始まり、2005年からは『メーカーの時代(実業の時代)』2035年まで30年間続くと言われています。
ピークは何回もブログで書いてる2020年です!
つまり形の無いもの=ソフトや情報が金になる時代と、実体のあるもの=製品・品物が売れないと金にならない時代を30年おきに繰り返すんだそうです!

アップル社というよりハードにも拘ったスティーブ・ジョブズは、一貫してソフトだけを売るのではなく、自社ブランドの製品とOSを一体化することで、アップル社を2005年以降の『メーカーの時代』の潮流に乗せ大成功を収めました!
ピクサーも同じで、CGによるアニメ映画を実体にして作り出した訳で!ジョブズはまさに『メーカーの時代(実業の時代)』の寵児として奇跡の復活を成し遂げました!
今では、Macのパソコン用OSは無料です!だって『ソフトの時代(虚業の時代)』ではないのですから!
残念な事に、Macの業務用ソフトが日本では余り開発されてないので業務用としては普及していませんが・・・・私もMacは私用だけです!(大苦笑)
昔(OS9)は販売管理や会計ソフトも販売されていたのですが・・・・・
アップル社
が史上最高の売上と利益を四半期で達成出来たのは、2007年6月29日に登場した自社開発の『iPhone』のお陰です!
しかし『iPhone』は単なる携帯電話だけではなく手帳であり情報検索端末でありゲーム機として使える、一世代前のパソコンを凌駕するソフトの塊でもあるのです!
アップルストアは、音楽や映画の配信もさることながら、膨大なソフト開発者に巨万の富を稼げるチャンスを与えました!
2010年1月、将来パーソナル・コンピューターを駆逐する新情報機器、タブレット型端末iPad』を発表!パソコンメーカとマイクロソフト社を恐怖のどん底に落とし込んだのです!

一方のマイクロソフト社は、2001年登場の”パソコンの性能にマッチした『WindowsXP』の大ヒット”で世界中を席巻!
2005年までの『ソフトの時代(虚業の時代)』には我が世の春を謳歌していました!
2005年以降の『メーカーの時代(実業の時代)』になっても、WindowsOSの新規開発とソフト販売を主力にする経営戦略を変えようとはしませんでした!
2007年、時代の移り変わりを象徴する3つの事件が起きます!
一つ目は、新ジャンルの『iPhone』が発売された事!
二つ目は、
鳴り物入りで登場した『WindowsVista』が大失敗作に終わった事です
快適に動作させるには高性能パソコンが必須だった為ですが、パソコン用OSとしては、ネット時代を意識しすぎて一気にセキュリテイを強化し過ぎたのも、不評の原因に上げられるでしょう!
今のCPU+SSHD+大容量メモリーだったら快適に動作する素晴らしいOSだったのですが・・・・・・
そして3つ目は、新興Googleが無償OSアンドロイドを発表した事です!
OSソフトで稼ぐ時代が終わりを告げた年となりました!
それでもマイクロソフトは過去の成功体験から抜け出せず、安易な企業買収に明け暮れていました!
正に得意の絶頂期!『WindowsにあらずんばOSにあらず!』、なにせパソコンのOSの90%以上がWindowsだったのですから

2009年、大不評だった『WindowsVista』を短期間で大幅にスリム化した改正バージョンを
新製品の『Windows7』として発売!この時、『WindowsVista』の無償バージョンアップとして、無料で配れば今みたいな凋落は防げたのかもね!
前年発表されたインテルの新CPU、Core 2 Duoと相まって、『Windows7』搭載の新型のパソコンは好評で、XPを無理やり打ち切らされた現在の主流WindowsOSとなっています!
しかし、スリム化した『Windows7』でも、従来のPentium 4クラスのパソコンでは『WindowsXP』の軽快には程遠く、且つ、業務用ソフトも
『Windows7』には対応出来なかった事が災いし予想を遥かに下回る販売結果となりました!
お陰で『WindowsXP』はなんと2014年まで5年間も延長してサポートされる羽目に!大いに助かりましたが・・・・

2012年、タッチパネルの普及を見越して『Window8』を発売!
これまた、デスクトップのダサさで大不評!XP互換も出来ないので大失敗作の烙印が!
タブレット型端末iPad』の大ヒットで、ノートパソコンの売れ行きも激減し、パソコンそのものが売れなくなったのを加速しちゃった!(大爆笑)
『iPhone』が先駆者となったスマートフォンのOSは、無償アンドロイドが席巻!
タブレット端末もアップル製以外は無償アンドロイドが席巻してしまいました!
マイクロソフト社は『ノキア』を翼下に収めるも・・・・もはや多勢に無勢!
やる事なすこと後手後手なんですね!
アップルの『iOS』も無償バージョンアップですから、OSが有償なのはマイクロソフト社だけ!
今後はマイクロソフト社の従来手法では勝負になら無いのは赤子だって判ると思うのですが・・・・・マイクロソフト社の幹部は未だ有償で売れると思っているらしい!(大爆笑)
現在、マイクロソフト社は、『Windows10』と称して1年間だけの無料配布してますが、Windows7と8.1の正規版だけが対象!こんな事しても『Windows7』と『8.1』が売れる筈も無く、どうせ直ぐに、『Windows10.1』を有償のアップグレードさせられるが明白なので誰も積極的にバージョンアップなんてしないんだわさ!
業務用パソコンしか残らない時代に、パソコン用OSで金を稼ごうなんて、もはや時代錯誤なんですがね~!(大爆笑)
Surface出しても鳴かず飛ばず!Virtual PCを買収しても使い物にならず、金をどぶに棄て撒くってりゃ、今年の4~6月期決算が史上最大の大赤字になって当たり前!
どうするんでしょうね?当面はクラウドを利用した業務用OSで食い繋ぐんでしょうか?
政府機関や大企業はマイクロソフトと個別契約してるみたいですが、基本的に情報は筒抜け!
政府機関や銀行には他のOS(リナックスやマック)からはアクセスさせないとか涙ぐましい悪あがきをやってますが・・・・・・いつまで持つやら?
アップルもGoogleも同じ様なもんだけど、収集した膨大な情報をどう活用するんでしょうか?
私は記録のデジタル化には大反対派です!デジタル情報を記録した媒体が数百年も使えるとは思えないからです!
書類の予備としてデジタル情報化して記録するのは大賛成ですが・・・・・

このまま、デジタル機器が溢れかえっった現代の便利な生活も、大フレアが起きたら電磁波障害で一気にデーターが吹っ飛んだら・・・原始生活に逆戻りしたりして?
コンピュータに依存し過ぎると、とんでもない未来が待っているのかも・・・・・

しかし、アップルの未来にも暗雲が!クラウドを使った音楽配信アップルMUSICは有料になっちゃし、しかも最初のAppleMap並みにバグだらけ!(大苦笑)
http://www.gizmodo.jp/2015/07/apple_music4700.html
なんかMapから検証が不十分のまま上市しちゃってるみたいですね!これじゃバグを後から修正するマイクロソフトと同じジャン!
『iTune』も毎年使い辛くなってきました!
自分だけの音楽ライブラリーを簡単に作れて持ち歩けた昔が懐かしい!
2台の『iPhone』を簡単に同期出来たし・・・・・今は改悪の連鎖が生じています!(大苦笑)

『iPhone6』もデザイン的には陳腐!ジョブズだったら却下したんじゃ!
iPad』も5年間薄く軽くはなったけど変わり映えしないので、安いアンドロイドとの差は広がるばかり!
先日は株価が大幅に下落しちゃいました!アナリストの勝手な予想に若干足らなかっただけですがね!(大爆笑)
スマホも、使い勝手はさすがアップル製品なので浮気をするつもりはありませんが、私は未だジョブズの置き土産4Sを使い続けています!
使い勝手は断然4Sのサイズが一番ですから!拘りも必要なんだけど・・・・
あっと驚かせたのが、iWATCH EDITIONの価格だけなんて寂しい限りですよね!