ディーゼル・エンジンの排ガス問題は、Nox(窒素酸化物)とPM(微粒子)!CO2排出量はガソリンエンジンより少ないので地球温暖化を抑えるにはディーゼルエンジンの方が適してるんですが・・・
NOxは高温になればなるほど発生するので、燃焼温度を下げる為にEGCが考案されたそうで・・・・・ガソリンエンジンにも搭載されています。
報道では、NOxを減らす装置(=EGR(排気ガス再循環装置)が、外気が低温の状態で作動させるとエンジンを傷める恐れがある為テスト時が低温だった為に機能を停止させてたなってたけど、これって一種の無効化で40年も前に改善命令が出てたんじゃなかった?

日産のクリーン・ディーゼルも、結局40年間EGR(排気ガス再循環装置)関係が進歩してないって事?
実走行時と検査時は違っても大目に見られていたのが最大の進歩阻害要因だったん!

冬時にマフラーから水が垂れてるのを皆様も見たと思いますが、EGCを作動させると、その水分が氷結したり失火し易くなるんだそうで・・・・今回のテスト、国交省は単純にEGRのバルブを閉めてるだけにしたいんでしょうけど・・・寒いからって暖気運転が終わればEGRは正常に動き出す筈で・・・・トヨタ・日産は高負荷時に基準値以上の排ガスを垂れ流してるって事だよ!(大苦笑)
マツダのSkyActive-Dは低圧縮比で排気温度が低く走行時もクリアしたんだとさ!最初から触媒無しだからね・・・EGCも作動量が少ないんでし停止する必要がないんでしょうね!(大爆笑)


VWの不正はちょっと違っていて、高負荷時にEGCのバルブを絞り大量に空気を吸い込ませ完全燃焼させることで燃費を改善するプログラムと検査時用のプログラムを2つ搭載していた事です!
ディーゼル高温の完全燃焼はNOxを増大させますが、高価な触媒をケチったのでキャパ・オーバーしてたみたい!
NOx削減には、Noxトラップ方式と尿素SCRシステムの2方式がありコストを掛ければクリア出来そうですが・・・

今回の国交省のテストで判明したのは、マツダ以外の日本のメーカーも、同じ様なデフィート構造になってる事が判明しちゃったって事なのかもしてませんね!

高速時に排ガス規制値以上を出してるんじゃないかと噂になってましたが、高負荷が続いた場合NOxを垂れ流してるのを判ってて生産してる車が有るって事ですよ!
これってクリアする気になれば出来たVWより、検査だけ通せば知らんぷりの方が悪質って事じゃね~の?
って事はガソリンエンジンでも同じ事やってるって事じゃん!
全ての車が、実走行での排ガスチェックやられたらSkyactiveエンジン以外走れなくなる車続出したりしてね!
国交省も大変だわな~!厳しくやったら国産車の輸出が激減して国内景気はガタガタになるもんね!
マツダも今回はクリアできたけど、イギリスのテストではメキシコ工場製のMazda CX-3 SKYACTIV-D 105が排ガス規制値の2倍で最小クラスだったけど、際立ってないのでアピール出来なかった!
メキシコ工場製と広島工場製で未だ差があるなら良いのですが・・・・
ちなみに一番倍率の低かったのはBMW520Dでした!