不景気に雇用問題を論じるのは結構ですが、好景気にはどうするのでしょう?

 

好景気になって、派遣が製造業で受入禁止となったら大企業が好条件で求人に走ります。そうなったら、中小企業から貴重な人材が我も我もと流出するんですよ!

さもなければ国内生産を一定にして社員を増やさず、雇用をフレキシブルに出来る海外シフトを鮮明にせざるを得ません!

 

社員を引き抜かれた中小企業はどうなるんでしょうね!

募集しても好景気には中小企業に応募する人なんていないんですよ!

3Kの職種に外国人労働者を雇用せざるを得なかった事を忘れていませんか?

 

現状の高い失業率は一過性であり、今後大幅に改善する筈なのに、感情論で法律を改正すべきではありません!

会計基準もグローバル、なら雇用関係もグローバルにしないといけません!

 

こんな不毛な論争はいわば感情論的で、もっと国際的視野にたって論議すべきではないでしょうか?

 

現在の最低賃金は時給700円前後ですが、円が1ドル90円となれば時給8ドルに限りなく近づきます!

時給8ドルって事は8(ドル)x8(時間)x20(日)x12(月)=1万5360㌦!

 

世界の感覚で1万5000ドルと言えば、日本の生活レベルでは年収500万円クラスになります。

これを民主党の公約通りに最低賃金を千円にしたらどうなります?時給10ドル以上なんて国内の輸出産業が壊滅的打撃を受けてしまいます。

 

もはや一般的製造業で人を使って物を造り輸出する事は国際的に高くなった日本の人件費では採算的に不可能になりつつあるのにのですよ!

しかも高校卒の社会人としての自覚レベルは先進国最低!ハングリー精神なんて全く無い人達が大多数!

つまり労働の質が大幅に低下してるって事です!

自動化出来ない製造企業は日本では生き残れなくなっているのです!

 

日本が平和を謳歌し、生活水準が高いのは資源を輸入し加工して輸出する産業があったからで、このままでは経済大国といっても”消費するだけのアメリカ”の二の舞になってしまいます。

 

アメリカにはまだ穀物、石油&化学、航空機、軍需産業、ITの5つの柱があり、米国債を強制的に買わせる事で、消費経済を維持できましたけど、日本が消費経済だけに頼ったらどうなります?

 

穀物は輸入大国!石油も輸入大国!航空機も作れず!軍需産業も防衛省分だけ!

 

自動車産業(中国、韓国に価格では太刀打ち出来なくなって来た!)と事務機器(FAX、プリンター)、建設機械だけ!といっても過言ではありません!

 

輸出産業の花形だった造船も、家電も、繊維も価格的に国内では作る事は難しくなってしまいました!

 

最新技術の花形輸出産業の育成に国を挙げて日本は取り組んでいます?答えはノーですよね!

 

現在のぬるま湯的教育水準では、韓国や中国に追い越されてしまいます。

そのぬるま湯を助長する高校の授業料無料化=義務教育化!今でさえ平均学力が低下してるのに・・・

 

雇用関係においても、簡単に解雇が出来ない日本で派遣を禁止したら好景気時以外国際的に競争力が無くなってしまいますし、不景気時に雇用を維持出来ず倒産する会社が大幅に増え、結果的に失業率は2014年の大不景気に10%を越える可能性があるのですがね~(苦笑)

 

自動車産業に派遣労働者が拘るのも、派遣労働としては賃金が高いからであって、正社員として一流大企業に就職出来るとは本人達も思っていないと思いますが・・・

 

生産現場への派遣労働が規制されたら、この人達から職場を奪う事になるのが判ってないんじゃないかな~?

 

あなたがもし大企業の人事担当者だったら、学歴もなくコネも無い賃金体系に乗っ取ると高額な給与になる年配者を中途採用します?

誰だって新卒を大量に雇いますよね!小学生にだって判る事なのに!

まして裁判起こした派遣労働者を正社員で雇い入れるなんて絶対にしませんよ!

 

本来は、雇用条件を一方的に解約した会社を訴えるのは派遣会社であって派遣労働者ではありません!

派遣労働者が訴えを起こすべき相手は、解約を容認した所属する派遣会社ですよ!

解約を無効にした裁判所の判断は派遣会社の存在を無視し間違っていると思っています!

 

制度上派遣労働者を継続雇用出来ない現状では、継続するには一年間以上期間工として雇用せざるを得ません!

派遣と季節工を交互に雇用形態を変更したのは、いわば正社員以外を即戦力として活用する便法(抜け道)としての慣習であって、 正社員だけにしろなんて法律は、何度も言うように大企業ほど生産産を調整出来る様にする為にレイオフ可能な海外シフトを加速していまいます!

中高年の派遣労働者が望む方向とは逆の、雇用機会を失わす事になるのです!

 

社民党の福島さんは理想論者!学者の夢物語じゃあるまいし、どうやったら輸出産業を国内に残せるかを前提に論ずるべきなのです!

 

いずれにしても2012~2013年には大好景気がやってきます!

社員の確保が難しくなるので今のうちに好景気対策に取り組まないと人員不足で大変な事になりますよ!