上が2019年RB15
パワーを上げたホンダのRA619Hとのパワーバランスに、さすがのニューウエイも手古摺っているようです!
特にRB15はリアサスペンションが柔らかいので、パワーが多過ぎるとサスがパワー負けしてトラクションが掛からないんでしょうかね?
トロロッソのリアサスも昨年のレッドブルですから同じような感じなんでしょうけど!
しなやかで強靭な足回りって理想ですが無いもの強請りみたいとも言えそうで・・・・一歩一歩改善はされてはいる様でも抜本的に誤算があったのかもね!
RB14とRB15で大きく違うのはリアエンド!
RB14リア
RB13リア
RB15低迷のもう一つの原因はリアエンドを絞り過ぎた所為かも知れませんね!
RB15のリアエンドはスッキリはしましたが・・・なんか軽そうに見えません?
絶大なダウンフォースを産んでいたリア・デフューザーの効果が絞ったことで減少しているのでは・・・
そんな状況の中、次戦アゼルバイジャンGPで15kw(20馬力)アップした【スペック2】が投入されるそうな!
どうせ大規模なアップデートするなら、今のPUに合わせるより更にパワーを上げた次のPUとの最適マッチングで開発するのが本筋ですから第4戦での【スペック2】投入は理に適ってけど・・・・・
ホンマかいな?5月14日にはスペインGP後のインシーズンテストが控えています!
昨年も本格テストもせずに、ロシアGPで新PU投入後問題続出したのに、また懲りずに3週間前倒しで【スペック2】を投入するリスクを犯すんですかね!
まさか昨年と同じ轍を踏むほど馬鹿じゃないでしょう!考えられることは・・・・・・
プレシーズンテストで既にSTR14に出力アップの【スペック1.5】を載せてテストしていた可能性です!
上がSTR14
ジェームスキーの設計失敗で迷走してたサスペンションが、昨年型レッドブルとなってハンドリングは一新!
プレシーズンテスト4日目ではトロロッソのアルボンが1分17秒637・ガスリーが1分18秒780と1秒以上もトロロッソが速かった!
第1回目のプレ・シーズンテストでトトロッソSTR14に積んだのは、今回投入する出力重視の【スペック1.5=スペック2試作モデル】だったんじゃないの?
規定でワークスもカスタマーも同じスペックが義務付けられているので、開幕戦は耐久性重視の【スペック1】にしたんでしょうけど・・・・
じゃなけりゃ、ルノーにあれほど辛辣だったレッドブル陣営の落ち着きは有り得ませんからね!
中国GPで、クビアトにRA619Hの【スペック1】を限界まで使わせてICEの不具合が発見出たので、【スペック1.5】の問題点をクリアして投入決定に到ったのかもね!
今年はインシーズンテストも3回に増え、バーレーンでの既に熟成出来ていた【スペック1.5】を更に修正してアゼルバイジャンで投入するんでしょう!
【スペック1】と基本的に同じPUなのでスペック2、15馬力~20馬力程度のパワーアップかも!
しかし、今でさえ苦しんでいるRB15を、大規模アップデートもせずアゼルバイジャンGPのフリー走行で直ぐに【スペック1.5=2】用に最適化出来るとは思えませんが!
色々と試してスペインGPで投入するRB15の大規模アップデート用のデーター取りに専念するんでしょうが
熟成されていた【スペック1.5】がより完璧になったらレッドブルの順位は下がる可能性は少ないでしょう!
そんな訳で、アゼルバイジャンGPでの表彰台はあまり期待しない方が・・・
RB15の【スペック1.5】最適合化はアゼルバイジャンGPとスペインGPで行われるんでしょうけど・・
スペインGP後のイン・シーズンテストでは、新ターボでパ大幅にパワーアップした【スペック2】と大幅に更新された新シャーシーのRB15で本格テストが行われるんでしょね!
そうなるとハンガリーGP後のインシーズンテストでは【スペック3】をテストするって事じゃん!(笑)
【スペック1】は昨年みたいにストックとして金曜走行には使わず、金曜日から使うと思いますね!
どうせモナコGPまでしか使わないんだろうし・・・・
は全車 はレッドブル はトロロッソに投入予想
【スペック1】オーストラリアGP⇒バーレーンGP⇒中国GP
【スペック1.5】アゼルバイジャンGP⇒スペインGP⇒モナコGP⇒カナダGP
【スペック2】フランスGP⇒オーストリアGP⇒イギリスGP⇒ドイツGP⇒ハンガリーGP⇒ベルギーGP⇒イタリアGP
【スペック3】シンガポールGP⇒ロシアGP⇒日本GP⇒メキシコGP⇒アメリカGP⇒ブラジルGP⇒アブダビGP
【スペック3】は7戦持たる耐久性を実証しないと来期に間に合いませんから!
トロトッソで1戦早くテスト搭載するのかもね!最終戦はトロロッソにスペック4を積むかも!(笑)
さて天才ニューウェーが丹精こめて作り上げたRB15ですが、残念ながら成果を上げられていません!
サイドラジエーター用の吸入口から流入する空気が産み出す内部ダウンホースも少なくなってる可能性も?
吸入口の大きさの違いに注目!
空力優先だと吸入口をマクラーレン・ホンダみたいに小さくしちゃいたくなるけど・・・
メルセデスが吸入口はかなり大きめ!ラジエターやインタークーラーまでウィング代わりに活用?
大きな吸入口と後部を極端に絞込む事でボデイ内圧を高めてダウンフォースに活用してるんでしょうね!
外観だけメルセデスと同じ様に真似たら悲惨な目に遭う罠が仕掛けられているみたい!(笑)
メルセデスが最高速も遅いしレーキ角も最低なのに中高速コーナーで速過ぎる秘密なんじゃないのかな~?
一方、トトロッソのSTR14は最初から【スペック2】のテストしていたみたいだし
1年前からホンダのコンパクトなPUで試行錯誤してるからデフューザーのバランスも良さそう!
ストレートの最高速はレッドブルより断然速い!
STR14は既に【スペック2】搭載前提の高速サーキット用?
高速サーキットのバクー市街地コースでは2台ともスペック2にしたら楽にQ3に行けちゃうかもね!
中国・上海GPでもトロロッソ2台は派手にオーバーテイク出来て・・・・コーナリングも良くなって来た様です!
プレシーズンテストで高馬力に慣れてるとしたら、【スペック2】搭載でアルボンもクビアトももっと速くなります!
アルボンは急速に腕を上げてレッドブルでの評価も上げてますし、チームメイトのクビアトも新人には負けられませんから、上手く競り合って二人とも上位に進出する可能性は大です!
ガスリーとクビアトのタイム合戦は見もの!
ガスリーは中国GPでファステッド・ラップを取ったと言え評価は上がらず・・・なんとはAutosportのドライバー評価ファン投票で最下位に沈んでますから!
(ファステッド・ラップも偶々5位のルクレールと7位のリカルドとが大差だったタイアを変えられたからで・・・空タンでニュータイヤなら誰でも出せるタイムなんだから自慢出きるほどのものじゃないわな~)
セッテング能力も低いのに”自分に合ってない”なんてあれだけ糞な言い訳してりゃ人気も落ちるよ!
不運だったハートレーがトロロッソの残っていたら大差で負けて大恥かいてたかもね!
今がチャンスと頑張るクビアトのレッドブル昇格レースに復帰を後押しする表彰台もあるかもよ!
トロロッソの両名がどこまで上位に食い込むか楽しみですね~!(笑)
問題は、フェルスタッペンが言ってる様にスタートダッシュが上手く出来ないRA619Hのチューニングでしょう!
クビアトもスタートで出遅れて接触したんだし・・・・・
どこまでホンダがドライバーの要求するロケットスタートに答えられるスペックに出来るのか・・・・・
フェルスタッペンに指摘されるまで問題にされなかったけどスタートがもたつくのはドライバーの所為じゃなく昨年からホンダPUの特性だったりして!
ハートレーもガスリーもF1は初年度でしたから・・・・自分の所為と思ってたりして?
ホンダが得意なのは高回転型!スタートダッシュが出来ないのもトルク不足か?
トルクも重視するメルセデストとは未だ未だ開きがある様ですが・・・
アゼルバイジャンでは、サプライズが起きるかも!もうすぐ金曜フリー走行です!