GSユアサのリチウム・バッテリーが衝撃に弱い事は三菱自動車アウトライダーPHEVのリコールで証明された訳で、着陸時の衝撃や高高度での極寒条件を加味すれば、もっと頑丈な筺体にする同時に、防寒対策や衝撃緩衝装置も付けるべきなんでしょうね!
でも、今回の発火の主原因は充電制御装置の不具合だそうな!
ネット上では、ボーイング社が充電制御装置を発注した先が韓国のLG電子に丸投げしたそうで、LG電子の納めた電子回路に問題があったという噂が・・・・
ひょっとして、ロジック回路に安物の民生用コンデンサーやトランジスタを使ってたりしてね!
昔と違って日本でも今は制御系もコストダウン優先で安物使ってるからね!
オーディオ奮戦記には、誤解を招く可能性もあるので載せなかったんですが、316SWの音割れが酷いので、操作部をバラしてみたら、アンプ基板上のコンデンサーがパンクしてて、基板上の極小部品も一部溶融!これじゃ好い音する訳ないですよね!コンデンサーも安物!
コンデンサーはもっと高性能の物を秋葉原で買って簡単に交換出来るけど、基盤上の溶解部品は回路図も無いし私の技術じゃとても無理!
メーカの相談窓口に電話したら、基盤は送れないけど本体を送ってくれれば修理(済み品と交換?)するって事に!なんとネットで買った価格以上の修理費!アンプ基盤なんて2万円もしないと思うんだけど数倍の修理費を払うのも・・・そんな訳で316SW解体して改造する事になったんですが・・・紙管で作った2万円以下のタイムドメイン方式のサブウーハーが意外に好い音出しちゃったのでそのままになってます!
禍転じて大吉!(笑)
基板上の極小トランジスタや抵抗が融けるのは、高温や過電流・過電圧の所為です!
平滑用コンデンサーがパンクすると入出力が安定しません!専用ICも負荷が架かると過熱するのはパソコンのCPUと同じです!
そんな訳で大音量で鳴らさなくても結構アンプの基盤も熱くなりますから、316SWも右に見えるプラスチックが熱伝導率の高いアルミだったら、アンプ基盤の放熱も全体に回るので焼ける事もパンクすることも無かったと思うのですが・・・
上の例え話じゃないですが、充電装置の不具合って、制御用ロジック回路のコンデンサーがパンクしたのが原因だったなんて事ないよね!
これだけ大騒ぎして、まさか”1個数十円~数百円の部品が原因でした”だなんて、口が裂けても言えんわな~!(結構大きなコンデンサーを使ってる筈だから、もうちょっとするかもね) (大苦笑)
まして、ボーイング社の発注先が肝心要(かなめ)の充電制御用電子回路を下請けに丸投げしたなんて公表出来ませんよね!地上でいくらテストしたって壊れっこないんだし・・・・
発注方法自体に飛び火する可能性もあるし・・・結局多重要因と云う事でうやむやにしたってのが真相かもね?
安物の民生用コンデンサー筺体は、熱や膨張・収縮に弱いので、温度差や気圧変動のあるバッテリーの近くに充電制御装置が置かれていたなら、一定時間後に基盤が焼けたりコンデンサーがパンク(劣化)したでしょうね!
もちろんコンデンサーの個体差もあるので一斉に溶融したりパンクする訳じゃありませんが・・・
なにせ知ってっても書かない日本のマスコミですが、誰に遠慮してるんでしょう!
折しも北朝鮮が停戦協定破棄して、臨戦態勢になってる時期ですから、”787の発火原因が韓国企業の所為だ”なんて報道したら北朝鮮を喜ばせるだけですし、就任したばかりの親日派の朴大統領に余計な心配をさせるのも酷ですしね!(苦笑)
エアバックのリコールでタカタはクレーム費用として三百億円を計上しましたが、これだけ旅客機が長期間運航停止した損害は、数十億円?それとも数百億円?代替機は燃料を余計喰ってた訳だし・・・交換費用はLG電子に請求するにして損害賠償は?
ま~ボーイング社が政治的判断で自社のチェック・ミスとして”うやむや”にしたとしたら、皆、深く追求しないんだろうね!”沈黙は金”だもんね!(大苦笑)
航空会社も、後々のサービスを考慮して、ボーイング社に損害賠償を求めないのかも!
2大勢力化した旅客機製造の利点なのか?欠点なのか?
そんな訳で、素人の私の想定が当たっているなら、高容量&高性能のコンデンサーを使用し、放熱対策も取られたので、787のバッテリーが充電装置の不具合で火を噴く事は今後当分は起き無いでしょう!
リチウム・バッテリーの劣化が進めば、別の原因で再度火を噴く可能性もあると思うけど・・・
JALもANAも残念ながらGWには間に合わなかったけど、夏休みやお盆帰省ラッシュに運航の目処が立って一安心でしょう!(笑)