1970年代 コンピューターと言えば=IBMの大型コンピュターと考えられていた時代に、高校生時代にゲイツが2歳年上のホール・アレンと創ったコンピューター会社が実質スタートのマイクロソフト社!学校のコンピューターを勝手に使っていたらしいけど。

当時のコンピューターはコンパイラ(記述したプログラムを機械語に翻訳する)主体!COBOLFORTRANなどのプログラム記述言語は一旦コンパイラしなくては動かないのでミスを見つけるのも大変でした!今でも大変ですが現在は各処理がモジュール化されているので比較的容易になっていますけど。

その難解な高級プログラミング言語の教育用インターラプター型(翻訳しながら実行)言語として生まれたのBASICでした。

ハーバード大学に進んだゲイツは、世界最初の個人向けコンピューターである8ビットCPUを使用するAltair8800の出現に注目したのでした。
当時最新のインテル社製2MHzの8080(今は3GHz以上ですからスピードは1500倍!)メモリーは256バイト!(今は3GB!1000万倍!)記憶媒体4KB(今は1万円のハードデスクが1テラ!なんと2億5千倍!) 
CPUの増加スピードは他の増加スピードに見劣りしますが、熱との戦いでクロックを倍々には出来ないので多重CPU化に!いずれ16CPUの時代か?
このAltair8800用BASICインターラプターをポール・アレンと寝食を忘れて8週間で開発する!(ぶっ倒れ寸前だった開発秘話は有名な話)

1975年パーソナルコンピュータ&ソフトの時代の幕開けと、その寵児ビル・ゲイツと世界を席巻するマイクロソフト社の誕生です!
マイクロソフト設立当時のメンバー。手前左端がビル・ゲイツ氏=1978年12月(マイクロソフトのホームページから)←手前左端がビル・ゲイツ氏11人の零細企業だった=1978年12月撮影
アレン氏は1983年に病気で退社するも、2000年まで17年間非常勤取締役に置く温情で功績に報いた!

この成功で、5年後現在の億万長者の基礎となる”IBMからインテル社製16ビットCPU8088を採用したパーソナルコンピューター(PC)用OSの開発”を託されるチャンスが巡ってきます。
IBM社の8ビットパソコンOSの主流だったCP/Mを開発した天才ゲイリー・キルドールへの開発依頼交渉が不調に終わったからです!
色々と憶測されていますが、キルドールの奢りだったのでしょうね。まさかIBMが他に依頼するとは思っていなかったのでしょう。

当時のマイクロソフト社はOSの開発実績も無く、途方にくれていたところ、地元のシアトルコンピュータープロダクツ社(SCP)に在籍中のティムパターソンが天才ゲイリー・キルドールが開発したCP/Mに不満を持ち独自に改竄した8ビット互換OS(QDOS)を買い{後に開発者の彼ごと丸買い}、アレンがPC用に改修して納入したのですが、この時のSCPMSの仲介役が西和彦だと言われています。

当時ゲイツと親友だった西和彦は、アスキー出版の副社長を兼務しながら、シアトルに別宅を構えファーストクラスで頻繁に日米を往復するマイクロソフト社の極東担当副社長になっていました!西はゲイツとの約束通りたった1年で日本のNECにMS-BASICを採用させたのです。
さらに、このIBMPC用OS開発の功績で新技術担当副社長まで上り詰めます!
日本統一規格家庭用普及型コンピューターMSXにこだわって86年にマイクロソフト社と縁が切れるのですが、そのままマイクロソフト社に専念していたらビル・ゲイツに次ぐ億万長者になっていたでしょう=なんかギルドールとダブりません?過信って怖いよね~!
副社長時代は日米の往復もファーストクラス!余り知られていませんが、ゲイツは自家用飛行機以外、飛行機の移動はエコノミークラスしか乗らなかった!
西氏が思い入れ立ち上げ最後までこだわったMSXは、後にSONYVAIOプレステーションに結びつくのだから縁て不思議ですね!
当時のSONY担当者こそ、後のSONY社長出井氏だったのですから!

しかし、西氏が仲介したこの”他人が作ったソフトを自社製として売る”ことは、ゲイツのプライドを大いに傷つける事になります。
これも、ゲイツと西氏との決別の遠因かも知れません。このPC-DOSはその後、徹底的に手を入れ変更されます。
しかしアレンが退社した以後、マイクロソフト社は短期間に開発出来ない物はM&Aで手に入れる様になっていきます。
インテル社が、日本のビジコン社から世界最初のMPU4004の電卓以外の販売権を得たように、MS社もIBM以外に他社IBM互換機へのOS販売権を手に入れました。
このインテルを世界一のCPU会社にした、世界最初のMPU(超小型中央演算処理装置)4004の誕生には、日本人”嶋正利”無くしては生まれなかったと言われています。彼もインテルに残っていれば億万長者だったのですが!

でもゲイツが世界有数の億万長者になるのは、1980年代では、まだまだ先の話!28年も前の出来事ですから!
CPUの速度が上がりメモリーが大規模集積となり安くなった1995年!windows95の発売まで待たねばなりませんでした。
このウインドウズ95の大ヒットに欠かせない大規模メモリーやwindows用2つボタンマウス開発にも、日本人がからんでいます。
つづく98NT2000XPと大ヒット!ゲイツ氏は世界有数の億万長者に上り詰めました!
しかし、ゲイツ氏の集大成と言うべきVISTAは、重くセキュリテーが煩雑すぎて不評!早くも軽快な次期OS待望論が湧き上がる有様なのが心残りでしょう!

ビル・ゲイツ氏の成功は、着眼、行動力、熱意、有能な共同開発者と、やはり運に恵まれたことです。
一時追い出され遠回りしましたけどアップル創始者ジョブス氏も同じですね!2人とも同じ1955年生まれ!

もし、嶋さんがインテル社で4004の開発に携らなかったらインテルの成功は無かったでしょうし、Altair8800が彼の目にとまる事も無かったでしょう!

もし天才ゲイリー・キルドール氏が、IBMの依頼を快諾していたら?
もし、西氏との出会いを蹴っていたら?NECがマイクロソフト社のBASICを使うことは無かったでしょう。ウィンドウズ95の開発が出来たかどうか?
もしアップルのマルチタスクOSが予定通り完成していたら、これほどwindowsは普及しただろうか?
もし日本IBMが開発したDOS/Vが生まれなかったら?今も日本のパソコンはNECの独占だったかも?
CDやDVDとマニュアルに使う紙以外は全て粗利!膨大な開発費も世界中にパソコンのOSとして売れたお蔭です!

そんなわけでビル・ゲイツ氏の成功の裏には、多くの日本人の活躍もあったんだって事です!

後をハーバード大学時代学生寮で同室だったスティーブ・バルマーに託して、慈善活動に専念するそうですが
ゲイツ氏の引退を待っていたように、デスクトップ型PCやノート型PCのパソコン全盛の時代は終わり、携帯型PCへと急速に変ろうとしています。
丁度1975年最初のPCが生まれた時の様に!

ハードデスクは大容量ソリッドメモリーに!CDやDVDも必要なくいつでも片腕として傍にいる有能な秘書として!

これからのモバイル時代を先取し自社携帯電話のみならずAppleのiPhoneを発売するソフトバンクの孫正義氏と、MSXにこだわってWikipedia問題で2チャンネル騒がせびとになってしまった西和彦氏とは、同じ時代先取り感覚の持ち主だったような気がします。

同じソフト時代の先取りなのに、先行しMSX発表当時マスコミの寵児だったハードにこだわった西氏を今やソフト優先に徹した孫氏が完全に追い越しはるか彼方に離してしまいました!

あくまでスタートの出版に固守した西氏と、インターネット時代のやペーパーレスや情報検索を予見してYAHOOジャパンを起こした孫氏

しかし、両氏の人との接し方には天と地ほどの差が有るようですね!

孫氏が今でも世話になった人を記念日に招待する等大事にしているのは有名な話です。
あくまで時間を金に換算し、キャッシュフローを重視し意外と慎重ながら思い切ったM&A投資をする孫さん!

片や理想を追い続け、金に無頓着でかつ自分勝手な自信過剰的行動で昔の盟友とは全て疎遠になってしまった西氏!今じゃファーストクラスは到底無理だろうな~!
マイクロソフト日本法人設立と同時に彼の運命は暗転してしまいます。
西氏には、ここまでマイクロソフト社が席巻するとは思えなかったのでしょう!(22年前当時のアスキーの売上がMS売上の半分以上だった事や華麗なる人脈が彼の目を狂わせてしまったのかもしれませんね!!)
西氏の悲劇は、彼の時代を先取りし過ぎたMSX発想が、貧弱なCPUや記憶容量の状態で生まれ華麗な交友関係を過信し暴走してしまったことでしょう。

アレン氏が病気でマイクロソフト社を去った後のゲイツ氏の心境を思い、ゲイツ氏の申し出を受け彼の片腕としてマイクロソフト社の副社長に専任していればゲイツ氏同様世界的億万長者になっていたでしょう!
せめてXbox発売まで在籍していたら、彼の理想とする家庭用マルチメデア機種が誕生していただろうと残念に思えてなりません!
西氏の最大の誤算はMSXが世界規格を考えないNEC包囲網の側面もある日本独自の規格であり、世界標準を目指すゲイツ氏とベクトルが違うことに気がつかなかった事だったではないのでしょうか!
アップルが1983年に日本現地法人を立ち上げた時点で気が付くべきだったのですが!ゲイツ氏と西氏の蜜月は壊れようとしていました。
さらに悪いことにアスキーは、MS以外のライバルOSも扱う様になり、こんな事したらゲイツ氏じゃなくても怒るよね!
西氏が音頭を取り、熱を入れたMSXのバラ色の夢は所詮8ビットの玩具でしかなく、任天堂ファミコンの出現でゲーム機としての魅力は半減し、さらにカシオの劇安MSX機投入の追い討ちで撤退企業が相次ぎ頓挫することに!

啓蒙型先駆者で天才的嗅覚と外交力を持った西氏と、将来のニューズ用ソフト開発者で地道に一歩一歩確実に人脈を拡げて行った神童孫氏の違いかな~!

人との出会いや恩義は大事にしなくちゃね!

******************************(解放協力CP)****************************** 
胡錦濤主席!
本物のパンチェン・ラマ11世ゲンドゥン・チューキ・ニマを解放してあげなさい!
解放もせ、四川省を核開発地区としたことが、少数民族地区に十兆円以上を投入する羽目に!
解放しないと今年中に大地震が再度三峡ダム付近で起きても知らんぞ!
パンチェンラマの祟りで商売上手な漢族や核施設を四川省チベット自治区から追い出せるか?
ニマ青年解放キャンペーンに協力する為、2008年8月8日8時8分まで掲載!
パンチェン・ラマ11世の拉致については下記参照↓
http://www.tibethouse.jp/panchen_lama/gc_nyima.html
←7歳で拉致され生死不明!最年少政治犯でギネスブック入り!ゲイツさん、パンチェンラマ解放にも一役オン願い奉ります!
******************************(解放協力CP)******************************

*********************************(警報)*********************************
 今のまま原油を高騰させたら
アメリカ経済が崩壊の危機にブッシュ政権の後援者への置き土産(みやげ)もやり過ぎ!いずれ来る大暴落にご準備を!
ブッシュさん!いい加減にしないと竜巻どころか、ニューヨークやボストンが海の藻屑になっても知らんぞ!
【大暴落で儲けるのが、黒幕の常套手段!まだはもうなり!プロパダンカにご注意!ご注意!
ブッシュさんのプロパガンダイラク侵攻の口実作りで実証済みです!】
このまま原油高が続けば、共和党が惨敗します!我関せずで何もしないほど取り巻きも馬鹿じゃあるまい!
*********************************(警報)*********************************