県警発表によれば注射針の痕跡らしき穴がトレーに空いていたらしい!
“殺人ギョーザ”袋に穴…意図的に農薬混入?130ppm以上が検出!
メタミドホス農薬は、日本では製造されていないので中国でメタミドホスが注入された確率はほぼ100%に近いが、千葉での発生事例では、未だ破れや穴は確認されていません!

今回の事件は、皮で包まれた餃子(ロールキャベツも同様)+水に溶解するメタミドホスの組合せ!
餃子内部を水で洗浄することは出来ませんし、メタミドホスを無害化する温度まで上げることもしない一般家庭での料理方法がターゲットにされました。

しかも全個数ではなく注射針で注入されたとすればまさにロシアンルーレット極めて悪質な悪戯です。
(6連発回転式拳銃に弾を一発だけいれてシリンダーを回して交互に自分の頭に当てて引き金を引く恐ろしいゲーム!)

千葉でもしトレーに穴が発見されれば、99..999%梱包前に行われた単独犯の確率が高く、発見されなかったとしたら、複数犯の仕業の確率が高くなります!

撤去されたロールキャベツにも仕掛けられた可能性も大きく、健康被害は餃子だけでは無いのかもしれませんね。

メタミドホスはサリンの親戚ですから、水に溶解して希釈されます!が、油には溶解し辛いので、日本人の大好きな餃子という冷凍食品が選ばれたのは明らかに周到に準備された犯罪とも言えるでしょう!

先のブログでJTが標的にされたのではないかと書きましたが、周到に準備されたなら標的は天洋食品の日本向けではネームバリューから当然”味の素”か””JT””のどちらかとなります!

味の素は餃子を輸入していなかったので命拾いした訳で、もし依頼していたらどちらが先に標的にされたか分かりませんよね。

兵庫の件は限りなく犯罪の確率は高いのですが、一方で厳格な契約栽培をしていたとすれば、契約栽培を信頼したが故の単純な盲点で起きた可能性が存在します!

日本でも厳格な無農薬有機栽培農家で作られた野菜から残留農薬が検出された事例は少なくありません!
隣の一般農家が散布した農薬が飛来した時期と出荷時期が農薬の減衰期間内に重なった場合に起きる盲点なのです。松喰い虫用空中散布が飛来して無農薬でなくなった事例もあります。

今回も、契約栽培が完全に地区別に行われていたのかどうか問題です!隣接した一般農家が残っていたメタミドホスを集荷直前に散布したとすれば、隣接地に近い所で収穫された野菜には、農薬が付着してしまった可能性は十分に有りますよね!

別に天洋食品を庇うつもりはありませんが、契約栽培させているからとノーチェックで洗浄もおざなりになった盲点が事件を起こした可能性も存在するって事です

遺恨やJTを標的にした食品テロと、飛来したメタミドホスによる複合事件の可能性も否定できませんし、意外と解決には時間が掛かりそうですね!

日本の無農薬栽培も,本当は地区別ではない限り完璧とは言えないのです!

隣の農家が畦道(あぜみち)に除草剤を撒いても、残留農薬食材になってしまう危険性がありますし、そういう意味でも本当に無農薬って大変だと思いますね!

ちなみに日本の農薬使用量は、耕地面積当りでは世界一との呼び声が高い(苦笑)
面積当りの農薬使用金額では、間違いなく世界一でしょう!

昔の農薬と違い毒性も低く減衰期間が短縮されていたり、特定された害虫や雑草にしか利かない特殊性も加味しても、中国を誹謗する以上はやはり農薬を少なくするする努力は必要でしょうね!
もっとも、猛毒性の農薬は日本では使えないので多少付着しても死亡する様な事件は起こりませんがね!だから量も金額も多いので、作物の価格も多少とも高く!

今回の事件の裏側には、中国ではもぐりで安く猛毒な(=利きが良い)農薬を作っている輩が未だ暗躍しているという恥部が存在し、その使用量もまた適当に行われている実態があります。

当局の取り締りも広大な国土では目が届かないので、万が一そのような農薬が使われたら死亡事故もまだまだ起きる可能性があると警告している訳です!

この事件が解明されるまで、しばらく”中国以上に農薬を使っていても死ぬことは無い”日本国産品をどうぞ!