150軒以上が燃えた糸魚川の大火で、ほぼ無傷のまま奇跡的に焼け残ったの家が話題ですね!
確かに映像では、一軒だけ無傷!でも風上は右側!右側の木々も焼け残っている様にみえます!
同じ様に三方向隣りと離れていたお隣の新築された家は丸焼けなので奇跡的といえば奇跡的ですが
こちらの家は風上側の隣家との隙間が殆ど有りません!これじゃ延焼しちゃうでしょう!
もっと道路側に建てていれば焼け残っていたかも!
一方焼け残った金沢隆夫さん宅の風上は加賀の井酒造の木々なので緑地帯に守られていたんですね!
通常の火事なら木々の葉が燃えて火元にもなるけど、強風が吹いていたので金沢隆夫さん宅を飛び越えて海まで飛んでちゃったんでしょう!
旧家の加賀の井酒造が植えた防風林が防火林の役目も果たてくれたのかもね!
西側にも昔のあぜ道分の緑地が残されています!
北方向も駐車場と4方向全てに余裕があり延焼を免れる好条件に恵まれていたんですわな!
勿論、窓は全て金網入りの2重窓にして、ステンレスのトタンを使用するなど防火対策上効果的な建築だった事も焼け残った貢献度は大きく、割れた窓から火の粉や熱風が入らなかった事が延焼しなかった理由ですが隣との間隔に取られていた事が最大の理由なんですね!
今回の糸魚川大火での奇跡の一軒家は、これから家を建てる時は、隣家との間隔を出来るだけ取って、窓は2重に外壁は耐火材にすれば木造建築でも大火に耐える可能性を示してくれました!
一方で、気密性が無いと簡単に延焼してしまう事も証明されちゃいました!
気密性の高い家が住みやすいかと言えば・・・なんとも言えません!
締め切ってエアコン頼り!
日本の高温・多湿の気候では、風通しを良くしないと快適じゃありませんからね!
もう少し広い敷地にして、隣家との間隔を開けいざという時は一瞬で気密性を取れる木造住宅を建てたいものです!
鬼怒川堤防決壊で流されなかった奇跡のへーベルハウスだったら焼け残ったんでしょうか?
窓が熱風で割れなければ多分無傷で焼け残っていたかもね!
来年は、【奇跡の一軒家】に肖(あやか)って運に恵まれたいものです!
今年もご来訪ありがとうございました!今年も残り僅かですが【良いお年を】!