人気の下町ロッケトが人工衛星からのGPSを使った農業用無人機開発を題材に新シリーズが放映されています!

高齢化で危機的状況にある日本の農業を救う為に・・・・・・
しかしですね・・・・・・
GPSを使った無人田植機や無人コンバイン(稲刈機)で楽に米作りが出来るかって?
田植えや稲刈りなんて重労働でもなんでもないんだけど・・・・・(大苦笑)
稲刈りは自動で可能ですが、田植えとなると苗を供給する必要があるので無人には出来ませんし・・・・
トラクターで耕やすにも平らにするには高低差の調整も必要ですし、畑ならいざしらず水田を無人ね~?
米作りって・・・
苗代作り⇒代掻き(しろか)⇒田植え⇒田の草取り⇒稲刈りの5段階の手順が必要です!
何事にも下準備が大事!米の良し悪しは【代掻き】の出来具合次第なんですが・・・・・・・
【代掻き】は熟練じゃないと素人には到底無理なんだわさ!
まっ平らな【代掻き】が、GPSを利用したトラクターで天候に左右されず無人で出来たらそりゃ革新的だわな!

でも残念ながら、今の大型化したトラクターや田植え機やコンバインじゃ無人化してより高価になる機械はドラマにも出てきた大規模農家や農業法人しか買えないでしょう!
下町ロケットも、なんとか購入出来る様な大規模農家が主役ですから・・・・・

山間部の美味しい米作りくをしてる小規模農家は消え去る運命なんでしょうか?

下町ロッケトを貶す訳じゃありませんが、農家の手間を省いて無農薬の美味い米を作るなら、無人のトラクターや田植え機・コンバインより田植え後の雑草取りするロボットが先でしょ!
水田の雑草を取り除く、【田の草取り】って大変な重労働なんですよ!!!
合鴨を使うみたいに、ロボットで雑草を除去すれば収穫も間違いなく増えますし・・・・
もっとも、農薬をそれなりに使えば、【田の草取り】を省く事は可能です!
大型の無人機を購入出来るような農業法人では、田の草取りするには人手が無いので、効率を優先すればするだけ農薬に頼るしか有りません!
しかし、手間を惜しんで除草剤みたいな農薬を使うのは・・・・米離れを加速するだけじゃないのでしょうか?
今後も最低限の農薬で美味い米を作るには、
雑草取りするロボットの開発を最優先するべきなのですが!
安価なGPSを利用した【田の草取りロボット】が開発されれば、確かに米作り農家の手間は大幅に減るので危機的状況を改善する起爆剤になるでしょうね!
24時間動くなら小型の無人機で十分ですし、棚田でも使えるし・・・でもビジネスになるかどうか?

でも小型化すれば夜間自動運転中に盗まれちゃうし・・・・・・

6話で言ってた様に、米なら皆同じって訳じゃないんですよ!
しかし天候次第ですから、手を掛ければ必ず美味い米が出来るって訳でもありませんが・・・・
一般的に・・・・・

寒暖の差がある地域は美味い米が出来ます!水も冷たい方が美味い米が作れます!
ただし日中は水を暖めないと生育が悪いので夜間の水温・水量管理システムも必要です!
日本の美味い米作りで一番遅れているのが、【田の草取り】と【水管理】の自動化なんですよ!
農薬を使って水管理もしなくても米は刈り取れます!
しかし、美味しくない米ばかり食べさせてりゃ米離れも起きて当然!

【田の草取り】と【水管理】が自動に出来れば、米作りなんて誰がやっても比較的美味い減農薬米を簡単に出来る様にはなるんですが・・・・・!

しかし、考えてみれば・・・・・・
GPSを使った田植えなら数センチの誤差で苗が植わるので、【田の草取り】もGPSを使って自動で出来る可能性が出てきましたね!
雑草が根付く前に取り除く画期的な廉価の【田の草取り機】を誰か発明してほしいものですが・・・・