順調な仕上がりだと思っていましたが・・・・・予選の最高スピードをみると・・・・愕然!
なにこれ!バルセロナのテストより落ちまくっているじゃん!
オーストラリアGP予選1
最高速は中位ですが他の計測地点ではコーナーからの立ち上がりが遅い=コナースピードが遅過ぎ!
昨年同様最下位ですからね!これで期待させる方がどうかしてますわな~!(大苦笑)
ダウンフォースを増やしたならセクターの計測スピードはもっと上がる!パワーを絞り過ぎか?
案の定・・・・・決勝は完走車のなかで最下位!
ホンダPUは軽いのでバラストを積んでるんだけど・・・・まだ最適場所が見つからないのか?!
最高速333.3kmを叩き出し今期の高速サーキットでは期待出来のに・・・・・・・

上記のデーターじゃ素人にはレース仕様本番PUはテスト時のPUからパワーダウンしてるとしか思えません!
SAKURAが信頼性重視のセッテングにしたのか?完走するだけのPUに何の意味があるんです?
まずは完走をって気持ちも判らない!
”二兎を追うもの一兎も得ず”で耐久性重視?
耐久性も馬力アップも両方やらなきゃ上位グループには追いつけないのに
昨年の予選のノックアウトタイムは1分26秒419~1分28秒244でhaloも追加されたし1分25秒台前半で十分だと思ってたんじゃないのかな~?

SAKURAとしては、想定した当初の目標値はクリアしたつもりだったんでしょうが、他のチームがここまでレベルアップして来るとは想定外だったのかもね!

Australian Grand Prix - Race results

PosDriverTeamGapStops
1Sebastian VettelFerrari58 laps - 1:29:33.283s1
2Lewis HamiltonMercedes+ 5.036s1
3Kimi RäikkönenFerrari+ 6.309s1
4Daniel RicciardoRed Bull+ 7.069s1
5Fernando AlonsoMcLaren+ 27.886s1
6Max VerstappenRed Bull+ 28.945s1
7Nico HülkenbergRenault+ 32.671s1
8Valtteri BottasMercedes+ 34.339s1
9Stoffel VandoorneMcLaren+ 34.921s1
10Carlos SainzRenault+ 45.722s1
11Sergio PérezForce India+ 46.817s1
12Esteban OconForce India+ 60.278s1
13Charles LeclercSauber+ 75.759s2
14Lance StrollWilliams+ 78.288s2
15Brendon HartleyToro Rosso+ 1 lap2
16Romain GrosjeanHaasDNF1
17Kevin MagnussenHaasDNF1
18Pierre GaslyToro RossoDNF1
19Marcus EricssonSauberDNF1
20Sergey SirotkinWilliamsDNF0

最悪の結果ですね!しかし、元はと云えば予選で上位進出が出来なかった事に尽きます!
なぜこれほど予選タイムが悪かったのか?
最初の表を見るとマクラーレンと差は有りません!なのに予選タイムに差が出るのは3項目!
(1)減速時間が長い⇒ブレーキ・ギア比・ドライバースキル
(2)コーナリングスピードが遅い⇒ダウンフォース不足・ギア比・ドライバースキル
(3)加速時間が長い⇒PUパワー不足・ギア比
3項目全部に関係するのはギア比ですが・・・・・・・

ドラッグを増やしたのは最高速の低下が証明してますが・・・それでもセクタ2・セクター3が最下位!
って事はダウンフォース増やしただけじゃ曲がれないって事?
なぜかジェームス・キーのコメントが報道されませんね!
ひょっとして、ブレーキトラブルが完全に解消されていないのかも?
そんな訳で・・・・・・・2台ともブレーキが原因で予選は下位に沈みました!
ハートレイはターン①でブレーキが効き過ぎてタイムロス!ガスリーもタイミングを遅らせて強く踏んだらロックアップしてコースアウト!
ブレーキが信頼出来なきゃエンジンブレーキにも頼らざるを得なくなってコーナー手前から減速!
そうなるとタックインが出来なくなる!(苦笑)
これがコーナで遅い原因なのかもね!
オーストラリアGPが最下位で終わったのもブレーキの所為だった!
耐久王者ハートレーがスタート直後のお粗末な急ブレーキでフラットスポットを作って緊急ピットイン!
ハートレイロックアップ
開幕戦で緊張しすぎてたのか?前は余裕があったんだし後ろのガスリーに譲っていれば・・・・・・・しかも
換えたタイヤがパンクしてリアがダメージ受け痛んだマシーンでじっと我慢の耐久レース用走行!(大苦笑)
単独走行となったのでスリップストリームが使えず燃費が悪化する為追いつけない!
やっとこさ完走するも、唯一周回遅れにされる屈辱!
スタート順がガスリーとハートレイ逆だったら面白い展開になってたでしょう!残念!

新人とはいえ状況判断ミスとしか言い様がありませんが、やはりブレーキに問題が有りそうですね!
トロロッソ・ホンダが中低速コーナーで遅いのもブレーキの強弱がピーキー過ぎてるのかも?
CPUの性能を上げすぎると反応が速過ぎてコントロールが難しくなるからね!
どうもブレーキプログラムのCPUが高性能なのでリニア過ぎてるんじゃないかな~?
それとも資金が潤沢になったので昨年より強力なブレーキシステムにしたのかな~?(苦笑)
ロックアップし易いとなったら思い切ってブレーキ踏めないので、コーナー手前からスピード落とさざるを得ないし(フリー走行の動画みるとかなり前から速度落としちゃってる)、コーナーの立ち上がりもいまいち!
コーナースピードが遅くてもMGU-Hで十分充電出来ていれば思い切りアクセル踏み込んでMGU-Kを使い、MGU-Hもモーターとして使ってレスポンスをカバー出来るけど・・・MGU-Hを十二分にモーターとして駆動出来ていない?

ガスリーも燃料が減って軽くなるまで我慢してれば良かったのに攻め過ぎ?
成績を上げればレッドブル昇格もあるから1台でも抜きたい気持ちは判るけど・・・・・・
オーバースピードじゃ曲がれない!⑫コーナーで縁石へ乗り上げ衝撃でMGU-Hが故障しハイテク・エンジンがパ~!(大々苦笑)
MGU-Hは7レース分も耐えたんだから、単に取り付け部の耐衝撃性に問題が有るんじゃないのかな~!(苦笑)
意外とMGU-Hとターボ間のカップリングや取付部の締め付け不足だったりしてね!(苦笑)

でもバルセロナでマクラーレンみたいに壊れるまで過激なテストするべきだったんじゃないの!
過激なテストが出来なかったのはブレーキか?
大事をとっての早仕舞いが裏目も裏目、大裏目!
そんな訳で、昨年のマクラーレン・ホンダ同様F1開幕戦を入賞で飾れない淋しいスタートとなりました!
誰もが耐久性は昨年でクリアしたと思っていたのに・・・・・
今更耐久性云々はないでしょ!がんでいるのは耐久性よりフェラーリ並みのパワーだよ!
次のバーレーンGPには新PUを持って来い!

果敢に攻めて問題を炙り出したマクラーレン耐久性第一でパワーを失ったホンダPU
ホンダPUを卑しめ強気の発言を繰り返していたアロンソは有言実行の5位!(苦笑)
女神がマクラーレンに微笑むのも仕方ないよね!(大苦笑)


新人ドライバーなので(といっても既に半年以上)まずは開幕戦を大事に行こうとしたホンダと、後の無いマクラーレンの徹底した限界テストの違いがこんな結果を呼んだのかも!(汗)
焼きパパイアを突貫工事でここまで仕上げたマクラーレンも見直されちゃいましたね!(大苦笑)

なるほどそれでアロンソはHSばかりで走り込んだって訳か!納得!
タイヤに拘ったトロロッソ・ホンダが予選・本戦ともにタイヤで泣くとはまさに皮肉!
ガスリーとハートレイに限界走行させていればロックアップしないで済んでいたでしょうね!
ジェームス・キーの親心が仇になっちゃった!(涙)


しかしシケイン設けるのもいいけど、短いストレートでアルバート・パークサーキット
DRSを使っても全くオーバーテイク出来ないサーキットにしてるんだからバトルが起きない!
こんなのレースじゃありませんね!(嘲笑) 
コーナの幅を倍にすれば外側からのオーバーテイクも出来やすくなるのに!
今回は偶然にVSC()ヴァーチャルセーフティカー)の所為で1・2位が入れ替わったけど・・・・
これじゃF1の観客も減る訳だわさ!実につまらない見世物になっちゃね~!