玄界灘で次々と巨大な積乱雲が発生し、日田市に向かって流れ込んで来ました!
福岡豪雨11時40分
防災科学技術研究所のより三次元降水分布のアニメーション より
福岡豪雨12時25分
まだ豪雨と言ってもさほどではありませんが・・・・・
福岡豪雨13時15分
午後1時過ぎから豪雨に・・・・・
福岡豪雨14時30分
朝倉市を中心にバケツをひっくり返した様な雨が・・・・
福岡豪雨15時40分
植林地帯に・・・
福岡豪雨16時10分
3時間経っても一向にやみません!
福岡豪雨16時55分
4時間・・・・・・
福岡豪雨17時45分
福岡豪雨18時35分
5時間も降りっぱなし・・・・・
福岡豪雨19時40分
6時間が経過・・・・7時間・・・・8時間・・・・・
福岡豪雨20時50分
ようやく、小降りになったのは午後9時過ぎ!その後も断続的に25mm以上の雨が
2福岡豪雨21時15分
なんと凄まじい豪雨だったんですね!
福岡豪雨
西日本は、元々根を大きく張る照葉樹林で、杉や松などの針葉樹は根も浅く標高500m以上の高地しか生えない針葉樹ですから、保水力も照葉樹林には劣ります。
竹林も平地じゃないと・・・・・・
斜面の地耐力は平地の比べて角度が急になるほど、又木々が大きくなるほど落ちるのは常識でも分りますよね!


戦後、木造家屋が多かったので焼け野原になった都市部の復興目的として国策で成長の早い杉の植林が進められ、紅葉の美しかった広葉樹の山林も杉や檜に植え替えられてしまいました。

しかし、木造住宅の減少、廉価な輸入木材の激増などで林業は一気に衰退!大きな木以外は二束三文で運び出す手間代にもならない時代なってしまいました!
補助でも受けなければ間引きした木々は切り倒したままにするしか有りません!
これも流木が多くなる一因でもあるのですが・・・・・
本来なら30年で伐採する杉も40年、50年と大きくしなければ高値では売れませんから密集したままじゃ地耐力超えてしまっています!
今度の大災害の最大原因となった流木も杉や檜の山林だったんでしょうね!
未曾有の降水量で、急斜面の地盤が大きく育った杉の重みに耐え切れず、地表もろ共崩落したのも当然と言えば当然!
大木と間伐材が一緒に流れ出したんじゃ橋がダムになって洪水にもなるわさ!

そもそも急な斜面で大木になる木々を植林するなんて、折角折角何千年も掛かって蓄積された腐葉土の崩落を助長するだけだと思いません?
定期的に間引きや伐採が行われていれば、斜面の総重量が変わらないのでまだ良いのですが、大木が多くなれば大量の降雨で簡単に地滑りが起きて当たり前!
一部では弊害を是正する為、広葉樹との混植樹も行われ始めてますが、今回の地滑りは急斜面に杉や檜だけを植えて大木に育てるへの警鐘と捉えるべきなのでは!
大木になれば崩落しないなんて論理的じゃない迷信!

日本中の到る所で同様の事が起きるのかもよ!
地球温暖化の所為だなんて学者さんは言ってますが、私は逆に極大期に温まった海水から蒸発した水蒸気が寒冷化しはじめている上空の冷気で豪雨を発生させている可能性の方が高いと思うのですが・・・・・海水の温度が上がるのは海流が弱っているのでは・・・・寒冷化の前に北極の氷層が溶け海水の塩分濃度低下するとメキシコ暖流の沈み込みが少なくなって海流の大循環が遅く(弱く)なってしまいヨーロッパが寒冷化する気候変動を引き起こしてしまうという学説です!
つまり、一時的に暖流の海水温度が上がるのは大寒流が弱くなってる所為で、温暖化でもない地球で太古から繰り返されてきた営みに過ぎないって事です!
この未曾有の豪雨もいずれ地球が寒冷化する前兆だったりしてね!

今回の豪雨、私が邪馬台国の候補地と考える日田市への街道沿いで起きました!
邪馬台国候補地
学者さんは勝手に魏志倭人伝の方位を変えてますが東南5百里、東南百里、東百里の記述にピッタリ当て嵌るのは日田市なんですね!
現在の福岡市は埋め立てられて元々の海岸線はもっと奥深かったので、末盧国だった可能性もあると思うのですが?

日田市は首都機能を発揮するのには狭過ぎたんでしょうけど、ひょっとしたら今回みたいな未曾有な豪雨で大和に移動する事になったのかも知れません!
ロマンを呼び起こす今回の豪雨でした!