南ベトナムからの撤収も行われる筈でしたが、反対していたのはジョンソン副大統領!
ケネデイ大統領は兄が国務長官の実力者アレン・ダレスCIA長官を更迭しましたし、フーバーFBI 長官と仲が悪かったのは有名な話!情報を左右出来るCIAとFBIを、敵に回したんだから暗殺の真相なんて闇に葬られた訳で!
暗殺後、格上げされたリンドン・ジョンソン大統領は、ブッシュさんと同じテキサス!なった途端に撤収撤回!ブッシュさんと同じく軍需産業や製油メジャーとの親交が深く、暗殺8か月後の1964年8月準備万端整えて、”北ベトナムの魚雷艇が駆逐艦を攻撃した”という自作自演のトンキン湾事件を演出し、それを口実に泥沼化したベトナム戦争に突き進んで行きました!(概に公知の事実)
その結果は、皆様ご存じの通り悲惨な結末でした。アメリカの威信は消え、アメリカ軍の士気は落ち立て直すのに長き時間が必要でした!
(それ以後の戦争では、駐留以外の肉弾戦は影を潜め、トマホークや戦闘爆撃機でのピンスポット攻撃が主体となりましたし、多国籍軍を考え出しました!)
ベトナム戦争で息を吹き返した軍需産業は、ベトナム戦争後リストラの嵐が吹き荒れました。開発中の巨大軍用輸送機がジャンボ旅客機へ転用されたのは有名な話です。
似ていませんか?イラク進攻と!
捏造されたトンキン湾事件を口実に宣戦布告もなく北ベトナムに大量の爆弾を落とし枯葉剤で奇形児を発生させた非人道的行為は許されるものではありません!
捏造された大量破壊兵器保持を口実に宣戦布告もなくイラクに大量の爆撃を行い一般市民を巻き添えに侵攻したことと!
イラン・イラク戦争中は、あれほどイラク援助したので(タリバンも全く同じでソ連駐留中はゲリラ活動を援助していた)、中東はアラブ人に任せるとフセインを信じ込ませてクエートに攻め込ませ、石油権益を守る事を口実に湾岸戦争を起こしたのは、ブッシュ親父さん!さすが元CIA長官!抜かりは有りませんよね!多国籍軍にして国際世論を形成しました!
イラクがクエートに侵攻する大義名分も実はあったんですよ!戦争では巨額の戦費が必要です。イラク・イラン戦争で借りた戦費を返したくとも、膨大な復興事業も必要なイラクでは、石油の価格が上がらずにほとほと困窮していました!
王制を倒しイスラム原理主義国家となったイランの防波堤となったのに、いくら要請しても、アラブ王国の誰も助けてくれないのですから頭にも来ますよね!特にサウジとクエートは大増産してました!
そもそも、クエートはイギリスの保護領として統治されていた云わばイラクとサウジアラビアから分割された植民地!
それを大規模油田が発見されたので、イギリスが利権保持の為、無理やり独立させたいわくつきの国!
イラクはアラビア海への出口を無理やり押さえられた格好になってしまいました!
クエート油田の利権は当然英国やアメリカが握ることになり、産油国の中でもちょっと特殊な立場だったという前提でイラクの占拠をみる必要があります。
それで、石油価格を上げる為に、イラクとの共有油田で増産するクエートを接収しようと侵攻しちゃったのですが、非礼なクエートにも非はあるんですがね!いわば傀儡王国でしたから!
一概にイラクが全面的に悪い訳じゃなく、嵌められたといって過言じゃありません。
この戦争で、石油の価格が上がることは、結果的に石油メジャーが喜ぶことに!ブッシュ家の後援者は石油関係者ですからね!
当然、ブッシュ親父さんは、手の平返して、多国籍軍を形成し、砂漠に使用期限寸前の通常爆弾をばら撒き処分!しかも日本の負荷金で!でも負い目があったのか密約があったのか、複雑な民族構成を冷静に分析し統治の難しさを判っていたんでしょう、独裁者フセインは殺しませんでした!
今回のホルムズ湾の異常接近報道は、トンキン湾事件同様の捏造事件を起こす伏線の様な気がしてなりません!
悪の枢軸発言で、イランを悪者と世界世論に先入観を持たせ、侵攻の口実を模索しているんでしょうが、トンキン湾みたいな捏造事件おこしたら、同時多発テロまでが怪しくなりますよね!
一機200億円以上と高額になりすぎて、連邦議会でステルス戦闘機配備計画を大幅に削減され、軍縮に向けてCIAは活動を規制され軍軍需産業が弱り切ってるときに絶妙のタイミングで起きたテロですから!
あれ!ケネデイ暗殺事件と似てない!起きた時点の状況は同じ!軍需産業やCIAの冬の時代ですよ!
ケネデイがツインタワーに!犯人がオズワルドからビンラデンに変わっただけみたいな!双方とも一方的決めつけ!大統領の閣僚も石油産業や元経営者多数!同じ宣戦布告なき戦争で、軍需産業が好景気になったのですから!
ベトナム戦争と異なるのは、駐留すれば石油利権が手に入る事です!
復興事業にブッシュ政権の元閣僚の関係する企業が絡んでいるのは、既に知れ渡っているのですが!イラクへアメリカ製兵器売却も決まりました! merchants of death !
サブプライム問題での株価の急落で、今はイラン侵攻どころではありませんが、いずれ3~4月の新月はヤバそー!
圧倒的空軍力で、ホルムズ海峡が戦場になることは無いでしょうが、イランは日本が原油を安定的に購入出来る大事な国でもあります!
軍需産業や石油関連業種と親しくない、平和を愛する新大統領の誕生を祈りましょう!