←突飛ともいえるデザイン!北京市民も賛否両論!左が今回大火災で炎上したホテルになる予定だった別館!
←高度不足の花火が直撃?
CCTV本社ビルに隣接した手前の別館が全焼!本社ビルは鍵方の為、被害に遭わずに済んだ!
「元宵節」最後を飾るキャンプ・ファイアーとなってしまいましたが、こんなに良く燃えるとは?
本社ビルと別館の距離は100mも無い!年々派手になっていったイベントが招いた惨事ですが、ホテルが開業する前で良かった良かった!
来年だったら、宿泊客も花火を間近に観られると満員だったでしょうから大惨事になってましたね!
←燃え上がるCCTV別館!難燃性も役に立たなかったのか?
思い起こすと、同じ様に宿泊設備が完成間近で火災にあった世界最大級の豪華客船「サファイア・プリンセス号(事故当時はダイヤモンド・プリンセス号、姉妹船と名前交換したので)」事故が日本でも有りましたね!
船舶と高層ビルとの違いはあっても、基本構造は鉄!
原因は、溶接で天井鉄板が400℃に過熱し、階上客席の家具に引火した為と言われています!
←大火災となった長崎での船舶火災!
今回の火災でも、花火が別館の近くで炸裂しただけで、上層階の鉄板が過熱し、船舶火災とは逆に下層階に延焼し、あれほどの大火災に発展してしまいました。
鉄骨ビル最大の欠点は、防火体制が完全でないと一旦火事になると構造体鉄骨が過熱し、殆んどの家具が燃え大火災を引き起こす!って事でしょうか!
9.11同時多発テロも、ジェット旅客機の炎上が鉄骨を過熱させ、崩落を招きました。
でも、今回の火災は犠牲者も少なく映画の”タワーリング・インフェルノ”さながらの高層ビル火災の恐ろしさを実証した事は、今後の中国に於ける高層建築に於いて完璧な防火体制が整えられるきっかけになったでしょうから、災い転じて福かも!
車も鉄とプラスチック!火災に弱い事はオーストラリアの山林火災でも実証されています!鉄は高熱には弱いので、車で避難する場合は火の無いほうに!